さるはじきを掲載いたしました
2015/07/08「さるはじき」は、厄が「さる」という意味と、昔から猿は厩舎(うまや)の守り神と伝えられ、馬とは縁が深く、初午とつながり、厄除け玩具に猿が使用されるようになったと言われています。三重県松阪市にある岡寺山継松寺は、聖武天皇の42歳の厄よけに、本尊の如意輪観音を宮中に移したとの言い伝えから、厄除け祈願のお寺として知られ、初午大祭(3月上旬)には大勢の人がお参りに訪れます。 「厄をはじき去る」の語呂にちなみ、厄よけの縁起物として人気のある「さるはじき」。バネになった竹をはじくと、猿が飛び跳ねるしかけで、昔から、松阪近郊の農家や、町の商店の方々により製作され、大祭の時に露店などで販売されていました。
[ 三重県指定伝統的工芸品 ]
情報提供 :時計屋なかの 中野 良一 様
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