阿波和紙を掲載いたしました
2010/10/29江戸時代には、阿波藩の藩札や奉書、仙画紙などの御用紙の他、特産の藍を使った藍染和紙により全国にその名が知られ、また明治23年のパリ万国博へ出品されるなど、時代と共に暮らしの中へしっかりと根を下ろし、紙すきの戸数も明治の最盛期には吉野川流域に500個、当時川田川流域に200戸を数えました。
手漉き和紙の伝統、それは郷愁として感じとられるものではなく、また美術工芸品としてのみ観賞されるものでもなく、常に新しく、その時代の息吹きを表現し続けることによって、次の世代へと受け継がれていくものです。
阿波和紙の特徴の一つとして様々な色合いの和紙があります。
様々な色合いや風合いの異なる紙を「装飾紙」として製造しています。和紙の主な原料以外に麻や木材パルプなどを混ぜたり、透かし模様を入れたりして、違った風合いや特徴の紙の製造に取り組んでいます。
◆阿波和紙
http://www.jtco.or.jp/kougeihinkan/?act=detail&id=109&p=36&c=21
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
提供:アワガミファクトリー(富士製紙企業組合)