郡上本染を掲載いたしました
2015/04/08「郡上本染」は、天然の藍草を原料に青・紺色などに染め、土間に埋め込んだ甕で藍玉 ・木灰・石灰・麸などで染液を醸成し、布を何回か浸して染めあげる江戸時代からの染色方法です。平均十数回も繰り返し染めたため、深い藍色が特徴です。 郡上本染の始まりは、江戸時代に入る少し前、天正年間といわれ、現在430年余を経過して現在に至っており、岐阜県下で唯一の本染技法を今日に継承しています。もともと藍染めをはじめ、鯉のぼり等いろいろなものを染め、洗張り等も行われていました。「郡上本染」という呼称は、昭和40年代に名づけられました。
[ 岐阜県重要無形文化財 ]
情報提供: 郡上本染 渡辺染物店 様
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