無名異焼を掲載!
2019/06/17「無名異」とは、佐渡金銀山中から産出する酸化鉄を含む赤土のことで、かつては薬効に優れていることで知られ、中風・胃腸病・やけど・止血などの薬として利用されていました。これを主な陶土として、高温で焼成したものが「無名異焼」です。
無名異焼は丈夫なだけでなく、釉薬をかけなくても水が染み込まず、においもつきにくく、見た目よりもずっと軽量であることから、日常使いの焼き物として最適です。釉薬をかけない表面は、使えば使うほど光沢を増していくことも大きな特徴となっています。
[国指定 重要無形文化財]
提供:有限会社 玉堂窯元 様
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