信州紬を掲載いたしました
2015/07/07信州紬とは、長野県全域で生産される絹織物の総称であり、生産される地域によって「松本紬」、「上田紬」、「山繭紬」、「飯田紬」、「伊那(いな)紬」などと呼ばれています。草木を主とした天然の染材と、昔ながらの染め技法で生みだす、縞・格子・絣(かすり)・無地調など、渋く深みのある光沢や民芸的で格調の高い染め色が「信州紬」の大きな魅力です。昔から養蚕が盛んだった信州(長野県)は、江戸時代の初期に各藩がこぞって産業政策として養蚕を奨励しました。そのため、この頃から生糸や真綿の手紡ぎ糸を利用した紬織物は、農家の副業として織られ始めました。それが「信州紬」の起源と伝えられています。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
情報提供 :長野県織物工業組合 様
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