金沢箔を掲載いたしました
2015/06/09「金沢箔」は、美術工芸品などにも生かされ、加賀百万石の文化を支えてきました。透かすと向こう側が見えるほど、一万分の1ミリの薄さになっても、金の輝きを失うことなく、均一の薄さ。製箔は金をただ叩いて延ばす単純な作業ではなく、それぞれの工程で熟練した高度な技を必要とされます。 金沢における箔打ちは、加賀藩祖・前田利家が文禄2年(1593)豊臣秀吉の朝鮮出兵に従って滞在していた肥前名護屋(現在の佐賀県)の陣中から、七尾で金箔を、金沢で銀箔を打つように命じたことから、16世紀末には行われていたことが明らかになっています。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
情報提供 :石川県箔商工業協同組合 様
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