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2021/06/16●今号のテーマ
「折ふし扇屋の長左が座敷は、今日嘉祥喰(カシャウクイ)とて二口屋がまんぢう、道喜が笹粽(ささちまき)、虎屋のやうかん、東寺瓜〈略〉取まぜて一六色、はん女様への御調物(みつきもの)」
(井原西鶴『好色二代男』(1684)四)
訳:折しも、扇屋の長左の座敷では、今日は嘉祥喰(かしょうくい)だと言って二口屋の饅頭、道喜の笹粽(ささちまき)、虎屋のようかん、東寺瓜・・・など取り交ぜて、十六色の菓子を遊女への貢物に・・・
毎年6月16日は和菓子の日。バレンタインのように、商業イベントとして大々的に宣伝されないためか、今では知る人ぞ知る年中行事になっていますが、この日はかつて「嘉祥(かしょう)の祝」(または嘉祥食、嘉定喰=かじょうぐいとも)と呼ばれ、平安初期から明治時代まで1000年以上の長きに渡って続いてきた年中行事でした。
続きはこちらでどうぞ:
「嘉祥の和菓子が疫病祓う」
~季節の使い・JTCO『風物使』夏至号~
+‥‥+ 2021年夏至号 目次 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・今号のテーマ 【風習】十六日の和菓子で健康に:和菓子の日
・季節のレシピ 【広島県の郷土料理】小いわしの南蛮
・新着記事 【秋田県の伝統工芸品】大曲の花火
・和遊苑 おすすめの一品 【姫革】父の日ギフトにも!爽やかペイズリー柄アイテム
・編集後記
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