備後絣を掲載!
2021/05/13備後絣は伊予絣、久留米絣と並ぶ日本三大絣のひとつです。戦後、備後絣は年間300万反も生産され全国一の絣の生産量を誇り、女性の作業着として日本国中に流通しました。
江戸時代末期、現在の福山市芦田町に住んでいた富田久三郎が手挽糸で縞木綿の製造を始めましたが、まもなく絹織りの方法を綿布に応用して「浮織」を作りました。浮織を完成した久三郎は絹織物の「きし島」という浅黄絣の製品を見て初めて見る絣の美しさに魅了され、絣の研究を重ね、苦心の末、井桁絣に仕組み、織り上げました。
[広島県指定伝統的工芸品]
提供:備後絣協同組合様
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