長崎べっ甲を掲載いたしました
2010/10/27南方の海域やカリブ海、インド洋の海域に生息しているウミガメの一種である玳瑁(タイマイ)の半透明と黒褐色のまだらがある甲羅と爪、そして腹甲とを巧みに加工、細工し、各種の装飾用具として作られたものをべっ甲(鼈甲)細工と呼んでいます。
中国ではこの玳瑁細工の工芸品が6世紀末頃にはすでに作られ、8世紀の唐時代になると盛んに制作されるようになったので、唐の朝廷は玳瑁や珠玉などを組み合わせて各種の工芸品を作るのは贅沢品であるとして、しばしば禁令が下されています。このように玳瑁は古代より貴重品として取り扱われていました。
◆長崎べっ甲
http://www.jtco.or.jp/kougeihinkan/?act=detail&id=106&p=42&c=15
提供:
特徴:社団法人 日本べっ甲協会 様
写真、製法、歴史:江崎べっ甲店様