アイヌ民族の衣装を掲載しました
2011/01/19◆アミプ-アイヌ民族の衣装(木綿衣)◆
木綿衣とは、本州との交易などで手に入れた木綿の古布などで作った衣服のことです。
木綿衣には、4種類のパターンがあります。それぞれに切伏文様や切り抜き文様を衣服の上に置き、その上にまた刺繍が施されます。
◆足と手を守る大切な衣服-ホシ・テクンペ◆
ホシは脛(すね)に、テクンペは手にはめるものです。
山歩きや農作業のときに身につけたり、儀式の時など正装のときも刺しゅうの入ったものを身をつけていました。
◇アイヌ文様-アイヌシリキについて◇
衣服や道具につけられる模様のことですが、アイヌ民族の模様は文様(もんよう)と表します。アイヌ民族の文様は、アイウシ文とモレウ文という、渦巻き模様が最もよく知られています。 衣服につけられる文様は、布を切って衣服につけたり、刺しゅうをしたりして作ります。アイヌ民族の文様は母から娘へ受け継がれます。 こうしてつくられる文様にも、地域ごとに特徴があります。刺しゅうの文様には魔よけの意味があると言われますが、地域や人によってさまざまに言われています。
アイヌ民族の衣装(アミプ・ホシ・テクンペ)
http://www.jtco.or.jp/kougeihinkan/?act=detail&id=108&p=1&c=16
提供:札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)