刀剣を掲載いたしました
2015/07/14「刀剣」は、肥後を代表する刀工としては、菊池千本槍で有名な「延寿派(えんじゅは)」と、加藤清正の保護のもと、豪壮な作りと切れ味の鋭さで熊本城の常備刀として知られる「同田貫一派(どうたぬきいっぱ)」が有名です。京都の山城国(やましろのくに)の刀工、来国行(らいくにゆき)の孫、国村(くにむら)が、菊池氏の要請で移住し刀づくりを始め、「延寿派」と称しました。南北朝時代の初期に、菊池武光の発案に基づいて、菊池千本槍と呼ばれる槍が延寿派によって作られています。延寿派は、鎌倉中期から南北時代にかけて、三十数名の名匠を輩出しましたが、菊池氏の滅亡とともに衰退してしまいますが、その後再興し「石貫派(いしぬきは)」、「同田貫一派」などの分派も現れています。
[ 熊本県指定伝統的工芸品 ]
情報提供 :松永日本刀剣鍛錬所 様
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