はこた人形を掲載!
2021/04/02はこた人形は、手足の表現を省略した非常に洗練された姿形の人形で、60、70年前までは、「はーこさん」と呼ばれて、幼い女の子の遊び相手として親しまれていました。
両親は、愛し子に「はーこさん」と遊ばせておけば、怪我や病気をしないで無事に育つという願いを込めていたのです。つまり、子供の遊び相手であると共に、お守りでもあったのです。
「はーこさん」の語源は、乳幼児の枕元に置き、災厄を背負わせて厄除けにする形代(かたしろ)であった「御伽母子」(おとぎははこ)、「御伽這子」(おとぎぼうこ)が転じて「はーこさん」になったものとされています。
[鳥取県指定郷土工芸品]
提供:はこた人形工房様
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