岩槻人形を掲載いたしました
2015/06/12江戸時代から平成と西欧文化の影響などを受けながら、しかも日本独特の伝統を築きあげてきた岩槻の人形づくり。時代とともに少しずつ新しい技法が加えられてはいますが、人形にこめる人の心はいつの時代にも変わりありません。 岩槻の人形づくりの歴史は、日光東照宮の造営と深いかかわりがあります。 約370年前の寛永年間(1634年~1647年)三代将軍徳川家光公が、日光東照宮の造営にあたって全国から優れた工匠を集めました。当時岩槻は、日光御成街道の江戸から最初の宿場町であったため、東照宮の造営や修築に携わった工匠たちの中にこの土地に住み着いた者も多く、その人々が付近に数多く植えられている桐を使って箪笥などの製品を作るようになったと伝えられています。その中には人形づくりをする者もいて、その技術を広めたとされています。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
情報提供 :岩槻人形協同組合 様
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