鹿沼組子を掲載!
2021/04/22鹿沼組子は、「木工のまち鹿沼」を代表する工芸品の一つです。障子、襖などの開口部の仕切り等を建具といいますが、組子は、建具の一部を構成するものです。
鹿沼組子は、木曽檜や日光杉などの小片を無数に組み合わせ、麻の葉、胡麻柄、亀甲などの模様を作り出します。
作業は、細かな木片に角度をつけて、寸分違わず隙間なく組んでいきます。製作に当たって最も重要なことは、一つ一つの小片の精度です。僅かでも狂いがあると全体が歪んでしまうため、木の収縮までも考慮しながら微調整を繰り返し、組み上げていきます。精巧な組子の製作には、職人の熟練の技を要します。
[栃木県伝統工芸品]
提供:
鹿沼建具商工組合様
鹿沼市教育委員会事務局 文化課文化財係様
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