二風谷イタを掲載!
2021/03/09二風谷イタとは、沙流川流域に古くから伝わり、現在は主として平取町二風谷で伝統的技法が継承されています。木製の浅く平たい形状のお盆のことで、地域の特徴である、モレウノカ・アイウシノカ・シクノカなどのアイヌ文様が木彫りにより施されています。
日常生活で長く使用できる実用品でありながら、モレウノカ(うずまきの形)、アイウシノカ(刺のある形)、シクノカ(目の形)などのアイヌ文様、ラムラムノカ(ウロコの形)と呼ばれるウロコ彫りが施されている、美しさも兼ね備えた工芸品といえます。
[経済産業大臣指定伝統的工芸品]
提供:二風谷民芸組合 様
※シクノカの「ク」、ラムラムノカの二つの「ム」は、アイヌ語表記上、本来は 小文字にしますが、ウェブサイトのシステム上、小文字になっていないことをご了承 ください。
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