とやま土人形を掲載いたしました
2015/07/16型に入れ800度で素焼きしたものに絵具で彩色をした「とやま土人形」は、素朴であたたかい味わいを持ち、縁起物や魔よけ、子供の玩具として親しまれてきました。 型に粘土を込めて焼く土人形は、古くは明治・大正時代からの型を使用しています。昔は型作りが専門の原型師と呼ばれる人がいましたが、土人形を作る工房が減るにつれて人が減り、今でも貴重な当時の型を大切に使い続けています。 嘉永年間(1848~54)、富山10代藩主 前田利保が名古屋の陶工、加藤家の陶器職人であった広瀬秀信を富山に呼び、窯を築いて陶器づくりを行い、次いで秀信の子 安次郎が陶器づくりの傍ら、天神臥牛(天神様の使いの牛)を焼いて献上したのがとやま土人形の始まりです。
[ 富山県指定伝統的工芸品 ]
情報提供 :とやま土人形伝承会 様
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