2014/10/10 更新
石神井公園ふるさと文化館 特別展示 型紙の美 武蔵大学蔵「朝田家紙型コレクション」開催のお知らせただいま、東京都練馬区立石神井公園ふるさと文化館にて『特別展示 型紙の美 武蔵大学蔵「朝田家紙型コレクション」― 幕末から明治の染めの世界 ―』を開催しております。練馬区内にあります、武蔵大学との共催となっております。
これは、平成24年度、武蔵大学に、京都府宮津市の紺屋であった朝日家から、約3,000枚の染めの型紙と、染め見本帳、小紋染めの裃などの衣料及び数百点に及ぶ古文書が寄贈されたことをきっかけに、その技の世界を展観するものです。朝田家は幕末から明治に紺屋として知られた商家で、寄贈された資料はいずれも、寄贈された資料はいずれも、日本服飾史を支える工芸の枠と言っても過言ではない、精巧な手わざが生んだものです。
和服を支えたこれらの型紙は、あでやかな和服文化の蔭にあって見ることの稀なものですが、和装を支え続けてきたものであり、そこにこめられた職人の魂には心を奪われるような感動を覚えるものです。展覧会では、これらの型紙と幕末から明治の服飾関係資料等約100点を展示し、失われつつある貴重な日本の手仕事の世界をご紹介するとともに今を生きる技の世界をご紹介されております。
また、練馬区にいらっしゃる伝統工芸士さんのお仕事の紹介も併せて行っています。
10月23日までを前期として、展示替えもございます。
ぜひ、服飾の歴史を支えた職人の魂をご覧下さい。
『特別展示 型紙の美 武蔵大学蔵「朝田家紙型コレクション」― 幕末から明治の染めの世界 ―』
開催期間:平成26年9月26日(土)~平成26年11月16日(日)
開催場所:石神井公園ふるさと文化館 〒177-0041/練馬区石神井町5丁目12番16号
観覧料金:一般300円 (各種割引あり)
主催:練馬区立石神井公園ふるさと文化館/武蔵大学