2019/11/22 更新
伝統工芸品「備前焼」をテーマにした映画『ハルカの陶』のご紹介!千年の歴史に触れた。
新しい自分を見つけた。
~ ハルカの陶 ~ 備前焼の魅力と、その土地に生きる人々の夢と情熱を描く―。
備前焼とは日本を代表する六古窯の一つに数えられる焼き物で、良質の陶土を成形したのち絵付もせず釉薬も使わず、およそ10日昼夜という長い時間をかけて高温で硬く焼き締めて作られます。
土そのものの味わいが感じられる素朴な肌に、窯の中で灰を被ったり、炎の当たり具合などで様々な景色が現れ、それぞれが一つ一つ、一点として同じ物ののない魅力を放っています。
◎備前焼について 詳細はこちら◎
◆JTCOサイト内「備前焼」
この度、備前焼をテーマとし、<芸術文化賞功労賞>を受賞したコミック『ハルカの陶(すえ)』が映画化されました!
主人公の小山はるかを演じるのは、昨年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の菜生役、奈緒さん。
その他、平山浩行さん、笹野高史さん、村上淳さんなど、実力派俳優の方々が出演。
本編では重要無形文化財保持者の方や、当機構にもご協力頂いている備前焼陶友会さんの全面協力のもと、本物の窯を使った迫力ある窯炊きの映像を使い、備前焼の魅力とその土地の人々が織りなす感動の物語が描かれています。
気になるストーリーは…。
このまま日々を淡々と過ごしていくんだと思ってた。あの大皿に出会うまで―。
岡山県備前市を舞台に土と炎、そして人が織り成す感動の物語。
OLとして平凡な日々を過ごしていた小山はるか(奈緒)は、ある日、デパートの展示でふと目にした大皿に強く惹かれ備前焼を知った。
仕事中も休日も気付けば備前焼のことばかり考えていたはるかは、言葉にできない感動を胸に岡山県備前市へ。
意気揚々と大皿の作者を訪ねるも、目の前に現れたのは頑固でぶっきらぼう、職人気質な修(平山浩行)だった。しかし、ただ一人でロクロに向かう修を見て備前焼への興味はより強くなり…。
人間国宝の陶人(笹野高史)の取り持ちもあり、修の下で“修行見習い”の日々をスタートさせるはるか。
陶芸にただ一人向き合い、はるかにも厳しい修だったが、そんな彼には亡き父との約束があった―。
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どうです?見てみたくなってきませんか?
「備前焼」をめぐる世界の魅力が詰まった映画「ハルカの陶」が上映されている映画館はこちら!
◎上映劇場情報詳細◎
現在、イオンシネマ岡山にて先行上映が行われています。
(11月21日(木)までは上映決定、以降の終了予定時期は未決定)
東京での劇場公開は11月30日(土)から。
その他、全国の劇場で来年春にかけての公開が決まっています!
ただ、地域によってはまだ公開が決まっていない所も。
「見てみたかったのに、住んでいる近くでやってない!残念~。」という方は▼
「ハルカの陶」をもっと沢山の人に届けるため、もっと上映館数を増やすための、クラウドファンディングが行われています。
~クラウドファンディング企画~
「日本遺産、備前焼の映画「ハルカの陶」を岡山から全国、そして世界へ」
【企画概要】
▼プロジェクト名
日本遺産、備前焼の映画「ハルカの陶」を岡山から全国、そして世界へ
▼プロジェクトページ Makuake(マクアケ)
▼実行日 2019年12月20日(金)まで!
▼リターン品について
◎映画作成日誌
◎メイキング特別映像DVD
◎俳優さんたちが作った備前焼 etc.
リターンには、なんと出演の俳優の方々の備前焼作品も!
気になる方は、プロジェクトページもチェックしてみてください!
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日常生活の中に必ずあるモノでありながら、
伝統と芸術の深淵にもつながっている焼き物。
「ハルカの陶」を見て、実物の「備前焼」に興味を持ったり、
備前焼に限らず、日本各地の陶芸や伝統工芸品を知ったり。
あなたの人生を豊かにするきっかけを作ってくれる、
そんな映画かもしれませんよ。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ映画館に足をお運びくださいませ。