令和1年度 事業報告書
令和1年度 事業報告書
令和1年10月1日から令和2年9月30日まで
特定非営利活動法人日本伝統文化振興機構
1. 事業の成果
事業11期目の本年度は全国の伝統工芸品のコンテンツ提供協力団体を増やしコンテンツの充実及び、Webサイトの充実を図り、日本の伝統文化と伝統産業のもたらす文化的、社会的、経済的メリットを国内外に情報発信・啓発し、伝統文化・伝統産業の振興および継承を支援する活動を推進することができた。また本年度は、さらに下記の成果を上げることができた。
- 釜山大学の教授並びに岩手県と共同で国産漆の新産業開発プロジェクトに着手し、国産漆の品質向上・増産のための研究を行い採取方法・精練方法の開発・特許取得に向け大きく前進することができた。
- イタリア文化イベントにて日本の伝統的工芸品の実演・体験を実施し、イタリアにてこれらの工芸品の認知度を向上させたとともに、イタリア市民との文化的交流を深めた。
2. 事業の実施に関する事項
(1) 日本の伝統文化及び伝統産業に関する情報収集および発信
1) 事業内容
- 伝統文化や伝統工芸品産業一般に関する情報を全国から収集・Webサイトで発信した。
- FAX配信機関紙「JTCOニュースレター」を発刊(VL.28号となる)
- JTCOメール通信英語版「newsletter」を毎月発刊(VL.118号となる)
2) 実施日時
- 令和1年10月1日~令和2年9月30日
- 毎月実施
3) 実施場所
- 東京・広島
4) 従事者の人数
- 20名 (ボランティア含む)
5) 受益対象者の範囲及び人数
- 伝統文化や伝統産業に興味のある個人・団体
- 日本の伝統文化・工芸に関心ある海外の企業・個人
(2) NPO活動推進の為の情報収集・発信及びネットワークの整備、情報交換の場の提供
1) 事業内容
- NPO活動を推進する為のWebサイトの情報量の拡充及びコンテンツの内容充実を図り、情報収集・発信を加速させた。
- 伝統文化・伝統工芸一般に関する情報を海外に発信する英語版サイトの内容充実・掲載件数の増加を図った。
2) 実施日時
- 令和1年10月1日~令和2年9月30日
3) 実施場所
- 東京・広島
4) 従事者の人数
- 20名 (ボランティア含む)
5) 受益対象者の範囲及び人数
- 伝統文化・伝統技芸に興味のある個人・団体
- 日本の伝統文化・工芸に関心ある海外の企業・個人
(3) NPO活動推進の為の普及・啓発活動
1) 事業内容
- 国産漆新産業開発
- イタリア文化イベントへの出展
2) 実施日時
- 令和1年10月1日~令和2年9月30日
- 令和1年9月、12月
3) 実施場所
- 東京、広島、岩手
- Cagliari、Brescia、Padova
4) 従事者の人数
- 20名
- 8名
5) 受益対象者の範囲及び人数
- 岩手県の漆産業に携わる企業・個人並びに全ての漆・漆製品消費者
- 日本の工芸品生産者, 日本の工芸品に興味のあるイタリア人
3. その他の事業
(1) 伝統技芸に関する商品・サービスの開発及び販売事業
1) 事業内容
- 実績なし。
(2) 伝統技芸に関する商品・サービスの販売及び開発事業
1) 事業内容
- 実績なし。
(3) ウエブサイトの運営事業及びネット広告事業
1) 事業内容
- 実績なし。