総数:401件
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主要製造地域:熊本県 |
《特徴》
小代焼は、御用窯として茶陶も焼きましたが、同時に日用の雑器を数多く作っています。
陶器としては高温度焼成(しょうせい)で丈夫です。
上釉(うわぐすり)は、藁灰・木灰・長石(ちょうせき)を用い、流し掛けの方法が特徴です。
たくましい形と味わい深い地釉、そしてたくまない白釉の掛けっぷりは、あたかも古武士の風格と力を備えています。
YouTube動画はこちらから
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定)]
提供 : 熊本県伝統工芸館 様
小代焼は、御用窯として茶陶も焼きましたが、同時に日用の雑器を数多く作っています。
陶器としては高温度焼成(しょうせい)で丈夫です。
上釉(うわぐすり)は、藁灰・木灰・長石(ちょうせき)を用い、流し掛けの方法が特徴です。
たくましい形と味わい深い地釉、そしてたくまない白釉の掛けっぷりは、あたかも古武士の風格と力を備えています。
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[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定)]
提供 : 熊本県伝統工芸館 様
素材 | 小岱山粘土・天草陶石 |
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製法・工法 | 【1】 配合
原土を配合します。 【2】 水簸(すいひ)] 原土を撹拌機(かくはんき)で撹拌して泥漿(でいしょう)にします。 【3】 脱水 フィルタープレスで脱水する。又は、天日で粘土状まで乾かします。 【4】 土練 土練機で練ります。 【5】 手練 手で練り上げます。 【6】 成形 蹴ロクロ、電動ロクロ、石膏型等で成形します。 【7】 仕上 半乾きの時、平金カンナ等で仕上げます。 【8】 乾燥 完全に乾燥させます。 【9】 素焼 700℃~900℃で素焼きします。 【10】 施釉(せゆう) 釉薬を素焼地に施します。 【11】 本焼 1,250℃~1,300℃で焼成します。 |
歴史 | 寛永9年(1632)細川家転封に際し、細川三斎(さんさい)に従って、豊前上野(あがの)の牝小路(ひんこうじ)から移った源七(げんしち)(牝小路家)と豊前上野の加津羅木山から移った安左衛門(葛城家)が、小岱山麓、現玉名郡南関町宮尾に登り窯を開いたのが始まりと言われています。
源七は丹後国の陶工、八左衛門は豊前国の陶工と伝えられ、帰化人とする説もありますが、明らかではありません。 また、一説では、加藤清正に伴って来た韋登新九郎が、加藤家の御用窯として小岱山麓で茶陶器を焼き始めたともいわれています。 小代焼は、細川藩の保護を受け、両家の他にもいくつかの窯ができましたが、明治から大正にかけて廃業が続きました。 昭和6年に近重治太郎によって再興され、戦後は小岱山麓に次々と窯が築かれ、また県内各地でも様々な作品が作られています。 |
関連URL | http://kumamoto-kougeikan.jp |
◆展示場所
熊本県伝統工芸館
〒860-0001熊本県熊本市千葉城町3-35
TEL : 096-324-4930 / FAX : 096-324-4942
開館時間 : 9:00~17:00
休館日 : 毎週月曜 (月曜が祝日の場合は火曜)、年末年始12月28日~1月4日