総数:401件
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主要製造地域:滋賀県 |
《特徴》
彦根市は日本一の湖、琵琶湖のほとりにたたずむ井伊家三十五万石の旧城下町。
市内の中心には国宝彦根城が二重の堀に囲まれた小高い丘に三重白亜の天守閣を頂き、ほぼ昔のまま残り彦根の象徴として雄姿を誇っています。
市街地中心は江戸時代の城下町独特の風情をもつ町並と文化がただよい、彦根仏壇は歴史と伝統のこの地から生まれ、育まれてきました。
彦根仏壇は井伊家三十五万石の城下町で育くまれ伝承されてきたものだけに鎧・兜や刀剣など武具師、細工師、漆工などの技術がそのまま仏壇製造に生かされ、その豪華で荘厳な作りが多くの人に迎えられました。
けやきの荒い木目を生かした木目出し塗りなど高級素材をふんだんに使った彦根仏壇は大型金箔仏壇の高級品の代名詞と言われ、全国的に有名です。
彦根仏壇は専門工程七職(木地師、宮殿師、彫刻師、箔押師、蒔絵師、塗師、錺(かざり)金具師)の職人がひとつひとつ手づくりで仕上げてゆきます。
師から弟子へ受け継いだ技術技法と品質、それら全ての優秀性が認められ、業界では初めて彦根仏壇が『国の伝統的工芸品』としての指定を受けました。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
提供 : 彦根仏壇事業協同組合 様
彦根市は日本一の湖、琵琶湖のほとりにたたずむ井伊家三十五万石の旧城下町。
市内の中心には国宝彦根城が二重の堀に囲まれた小高い丘に三重白亜の天守閣を頂き、ほぼ昔のまま残り彦根の象徴として雄姿を誇っています。
市街地中心は江戸時代の城下町独特の風情をもつ町並と文化がただよい、彦根仏壇は歴史と伝統のこの地から生まれ、育まれてきました。
彦根仏壇は井伊家三十五万石の城下町で育くまれ伝承されてきたものだけに鎧・兜や刀剣など武具師、細工師、漆工などの技術がそのまま仏壇製造に生かされ、その豪華で荘厳な作りが多くの人に迎えられました。
けやきの荒い木目を生かした木目出し塗りなど高級素材をふんだんに使った彦根仏壇は大型金箔仏壇の高級品の代名詞と言われ、全国的に有名です。
彦根仏壇は専門工程七職(木地師、宮殿師、彫刻師、箔押師、蒔絵師、塗師、錺(かざり)金具師)の職人がひとつひとつ手づくりで仕上げてゆきます。
師から弟子へ受け継いだ技術技法と品質、それら全ての優秀性が認められ、業界では初めて彦根仏壇が『国の伝統的工芸品』としての指定を受けました。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
提供 : 彦根仏壇事業協同組合 様
素材 | ケヤキ材・杉材 |
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製法・工法 | 【1】 木地
厳選された木材で仏壇の本体を作ります。 仏壇作りの最初であり、大切な仕事です。 【2】 宮殿 こまかい部品を手作業で作り、夫々を組立て屋根を作ります。 【3】 彫刻 図柄を選定し、檜・松などの木材に、のみ・小刀などで手彫りします。 【4】 漆塗 型作られた木地の上に下地加工した後、天然精製うるしで手塗りします。 【5】 金箔押 天然精製箔押うるしで純金箔を一枚ずつ張り付けます。 【6】 錺金具 銅その他の地金に手加工で金彫りしたのち仕上げをし、純金加工などを施します。 【7】 蒔絵 艶色加工した上に漆などで下絵を描き、その上に金粉・銀粉・貝などを蒔き、さらに加筆して仕上げます。 【8】 組立 各工程の完了したものを一ヶ所に集め、総合的に最終組立をします。 |
歴史 | 彦根仏壇の起源は遠く徳川時代中期とされ、武具、武器の製作にたずさわっていた塗師、指物師、錺(かざり)金具師などが平和産業としての仏壇製造に転向したのが始まりといわれています。
彦根市のある湖東地域は湖北地方と並び、古くから仏教の盛んな地でしたが、徳川時代のキリシタン宗門の禁止政策の強行で、異教徒でない証拠として仏壇を設けることが一般化してきたことと、彦根藩主の強力な庇護のもとに、問屋制家内工業の形態とこれにともなう分業組織を完成し、彦根の城下町と中山道とを結ぶ重要点である通称『七曲がり』で発展の基盤が整備されました。 明治維新による混乱期や、第一次、第二次大戦などの影響など多くの制約を受けましたが、戦後彦根仏壇同業組合が結成され検査制度を設けるなど品質の向上につとめ、生産は順調に推移しました。 その生産地域も彦根市全域に広がり、彦根の地場産業の一つとして大 きく飛躍し現在に至っています。 |
関連URL | http://hikone-butsudan.net/ |
◆展示場所
彦根仏壇伝統的産業会館
〒522-0063 滋賀県彦根市中央町3-8彦根商工会議所内
TEL : 0749-24-4022 / FAX : 0749-26-0559