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主要製造地域:福井県 |
《特徴》
和ろうそくの原料にはいろいろな植物性の油脂が使われています。
昔から使われている原料には、櫨(はぜ)の木の実の外殻から抽出した油脂で木蝋(もくろう)と呼ばれる蝋が使用されています。
また、芯の内部が空洞なので空気が流動する時に風が吹いていない状況でも炎が揺らめいたりします。芯が中空で空気が絶えず芯の中に供給されるので炎が消えにくく、また風がなくても炎の形がたえず変わって荘厳な雰囲気をかもし出すのが特徴です。
[福井県指定郷土工芸品]
提供:小大黒屋様
和ろうそくの原料にはいろいろな植物性の油脂が使われています。
昔から使われている原料には、櫨(はぜ)の木の実の外殻から抽出した油脂で木蝋(もくろう)と呼ばれる蝋が使用されています。
また、芯の内部が空洞なので空気が流動する時に風が吹いていない状況でも炎が揺らめいたりします。芯が中空で空気が絶えず芯の中に供給されるので炎が消えにくく、また風がなくても炎の形がたえず変わって荘厳な雰囲気をかもし出すのが特徴です。
[福井県指定郷土工芸品]
提供:小大黒屋様
素材 | ハゼの実をはじめとする植物性の油脂、和紙、イグサ |
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製法・工法 | 和ろうそくの製法には「手掛け」と「型掛け」の2つの方法があります。 手掛けは、芯に蝋を手で塗り重ねていく方法です。明治以降徐々に廃れてしまいました。 いっぽう「型掛け」は、芯を入れた木型に蝋を流し込む方法です。
【1】芯つくり 竹串に和紙を巻き、芯を形成します。 その和紙の上から灯心草(福井ではとうすみと呼ばれています。)を巻き、その出来た芯を蝋につけて固めます。 灯芯草は皮をむいた髄の部分を使います。 【2】流し込み 木型に芯を入れ蝋を流し込みます。 蝋が固まった後型からはずし整形してさらにもう一回上掛けを掛けるものもあります。 木型の製作には当社は2~3年の製作期間がかかる、かなり手間と時間と工夫の要るものです。 【3】お尻を切り取る 固まった後、蝋のお尻の部分を包丁で切り整えます。 【4】木型からはずす 【5】整える 型から抜いた和ろうそくの形を整えたら、和ろうそくの完成です。 |
歴史 | 『越前和蝋燭』は仏教と共に発展した日用品です。また、儀式にも不可欠なものでした。
戦後、高度経済成長期のころ、和ろうそくの文化が途絶えかけたことがありましたが、試行錯誤を繰り返し、現在まで伝統を守り続けています。 |
関連URL | https://www.rousokuya.com/index.html |
◆展示場所
和ろうそくの小大黒屋
〒910-0023 福井県福井市順化2-15-9(呉服町通り)
TEL:0120-22-0986 ※平日8:30~17:30
FAX:0120-77-0997