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主要製造地域:鹿児島県 |

帖佐人形(ちょうさにんぎょう)は、鹿児島県姶良(あいら)市の土で作られており、土の醸し出す素材感や素朴な表情で見る人の心を和ませます。
職人の手で一体一体心を込めて作られており、赤、青、白、緑といった鮮やかな色彩はいかにも縁起が良く、桃の節句や端午の節句の縁起物として贈られる風習があります。
また、この帖佐人形の特徴である和洋折衷で白を基調としたボディにビビットカラーの彩りは、インテリアとしてどのスタイルにも相性が良く、一体でもその存在感が際立ちます。
[鹿児島県指定伝統工芸品]
提供: 姶良市役所様
素材 | 粘土 |
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製法・工法 | 【1】粘土生成
土を臼でつき、粘土を作る。粘土ができたらこねる。 【2】粘土板に整える こねて出来上がった粘土を作業用の粘土板に整える。 【3】型入れ 型に雲母(うんも)をかけ、取れやすくしておく。 型に入れたら、余分な粘土を取る。 【4】型外し 1時間したら型からはずす。ここでも余分な粘土を取り、微調整。 【5】乾燥 約2か月自然乾燥。 【6】窯入れ 大きいものから詰める。竹を燃料に、5,6時間焚く。 【7】窯出し 取り出して汚れを落とす。 【8】絵付け ニカワ入りの胡粉で下地を塗り、絵付けをする。 最後に目を入れる。 【9】完成 ![]() ▲絵付けをしている写真 |
歴史 | 帖佐人形は、現在の姶良市帖佐中学校付近を中心として発展してきました。その歴史は古く、400年前に遡ります。
当時朝鮮に出兵に行っていた島津義弘が、朝鮮の陶工たちを連れ帰り、この姶良の地・帖佐に窯を築かせました。その陶工たちが、遠く離れた故郷を偲び、土で犬をかたどったものを作ったのが帖佐人形の始まりと言われています。 やがてこの人形焼きの技術は帖佐村の家々に引き継がれていき、その人形焼きの種類は元々作られていた犬のほかに元禄娘や金太郎、鎧武者など様々なモチーフが作られるようになり、現在100件を超える種類の型が見つかっています。 ある時期は活発に製作された帖佐人形でしたが、時代の流れの中で衰退し、戦乱の昭和初期にはその歴史が一度途絶えてしまいました。 昭和40年頃に、帖佐人形のすばらしさを再発見し、その復興のために立ち上がったのが、故・折田太刀男さんら帖佐人形保存会メンバーでした。 帖佐人形保存会のメンバーの方たちは、窯跡の家々に眠っていた型を探し回り、製法を試行錯誤して、帖佐人形の製作・復興に取り組みました。 その成果が実り、平成5年には鹿児島県指定伝統工芸品として登録され貴重な文化財となりました。 ![]() |
関連URL | https://www.city.aira.lg.jp/koho/miryokukanko/tyosa-ningyo.html |
◆展示場所
◎問い合わせ先
姶良市役所
〒899-5492
鹿児島県姶良市宮島町25番地
TEL:0995-66-3111/FAX:0995-65-7112