総数:400件
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主要製造地域:長崎県 |
《特徴》
古賀人形は、京都の伏見人形、仙台の堤人形とともに日本三大土人形の一つに数えられています。
その姿は、日本唯一の海外との貿易港であった土地柄を反映して、長崎の方言で中国人を意味する「阿茶さん」と呼ばれる、中国人がシャモを抱えたものや、カピタン(オランダ商館長)が銃を持ち猟に出かける姿を基にした「オランダさん」、商館長の夫人の「西洋婦人」など、異国の人物をモチーフにしたものが多くあります。
素朴で暖かな味のある姿の中に赤、白、黄、黒、など原色の色彩を大胆に取り入れているのも特徴で、独特の雰囲気を醸し出しています。
[長崎県知事指定伝統的工芸品]
提供:古賀人形窯元 小川 憲一 様、長崎県 産業労働部 食品産業・産地振興室 様
古賀人形は、京都の伏見人形、仙台の堤人形とともに日本三大土人形の一つに数えられています。
その姿は、日本唯一の海外との貿易港であった土地柄を反映して、長崎の方言で中国人を意味する「阿茶さん」と呼ばれる、中国人がシャモを抱えたものや、カピタン(オランダ商館長)が銃を持ち猟に出かける姿を基にした「オランダさん」、商館長の夫人の「西洋婦人」など、異国の人物をモチーフにしたものが多くあります。
素朴で暖かな味のある姿の中に赤、白、黄、黒、など原色の色彩を大胆に取り入れているのも特徴で、独特の雰囲気を醸し出しています。
[長崎県知事指定伝統的工芸品]
提供:古賀人形窯元 小川 憲一 様、長崎県 産業労働部 食品産業・産地振興室 様
素材 | 陶土、セリサイト(白地塗り)、顔料(絵付) |
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製法・工法 | 【1】粘土こね
手、および機械で素材となる粘土をこねる。 【2】型入れ・型出し 土を型入れし、底をつける。 【3】整形 形を整える。 【4】磨き 表面を磨く。 【5】窯焼 約800度の温度で8時間程焼く。 【6】地染 白色塗料により全体を染める。 【7】目入れ 目を書き入れる。 【8】色彩 薄い色から順番に色を着けていく。 |
歴史 | 古賀人形は江戸時代から現代まで、代々古賀村(現長崎市中里町)の小川家に伝え継がれてきたものです。
文禄元年(1592年)、旧長崎街道古賀で3代目小川小三郎の代に、常陸之介(ひたちのすけ)と称する京都の土器師(かわらけし)が日本漫遊として長崎を訪れ、一年余りの滞在期間中に小三郎に土器製造の秘儀を伝授しました。 その後、小三郎が農業の傍ら副業として神仏儀式用の土器を作るようになりましたが、晩年の頃より小型の人形も製造するようになったのが、古賀人形の発祥と言われています。 |
関連URL | https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/shigoto-sangyo/sangyoshien/furusato_sangyo/dentou_kougeihin/ |
◆展示場所
古賀人形窯元
〒851-0103 長崎県長崎市中里町1533
TEL/FAX:095-838-3869