総数:400件
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主要製造地域:埼玉県 |
《特徴》
越谷のひな人形は、関東風として知られ、京風の人形に比べて形が大きく、きらびやかです。
官女や五人囃子(ごにんばやし)の袴(はかま)のはかせ方も異なるといわれています。
また、その気品にあふれた優雅な顔立ちで高く評価されています。
それは江戸時代の手作りの技術が今に生きているからです。
人形の手ひとつ、職人さんの手によって彫られており、現代の作品のようにプラスチックで型抜きされたものは何一つありません。
そして、頭・胴・手足・飾り、それぞれ専門の職人による分業によって進められます。道具や屏風などひな段上の全てのものが越谷の職人さんで製作できるのも貴重なことです。
ひな人形作りは、修業が厳しく、熟練と優れたセンスが要求されます。
200年以上にわたって受け継がれてきた職人芸が心を込めて作るひな人形はまさに芸術品と言えるのではないでしょうか。
[ 埼玉県知事指定伝統的手工芸品 ]
提供 : 埼玉県産業労働部観光課 観光・物産振興担当 様
越谷のひな人形は、関東風として知られ、京風の人形に比べて形が大きく、きらびやかです。
官女や五人囃子(ごにんばやし)の袴(はかま)のはかせ方も異なるといわれています。
また、その気品にあふれた優雅な顔立ちで高く評価されています。
それは江戸時代の手作りの技術が今に生きているからです。
人形の手ひとつ、職人さんの手によって彫られており、現代の作品のようにプラスチックで型抜きされたものは何一つありません。
そして、頭・胴・手足・飾り、それぞれ専門の職人による分業によって進められます。道具や屏風などひな段上の全てのものが越谷の職人さんで製作できるのも貴重なことです。
ひな人形作りは、修業が厳しく、熟練と優れたセンスが要求されます。
200年以上にわたって受け継がれてきた職人芸が心を込めて作るひな人形はまさに芸術品と言えるのではないでしょうか。
[ 埼玉県知事指定伝統的手工芸品 ]
提供 : 埼玉県産業労働部観光課 観光・物産振興担当 様
素材 | 松材、絹糸、稲わら、着物地など |
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製法・工法 | 【1】 頭(かしら)つくり
頭は型で抜き、面相を筆で描きます。黒く染めた絹糸を植え付けます。 【2】 手足作り 松材を彫刻刀で指の形に彫り、胡粉(ごふん)を塗ります。 近年は桐塑(とうそ)を使うことが多くなっています。 【3】 胴体作り 稲わらで作った胴に紙を巻き付け肉付けします。 立ち姿の人形は脚(あし)代わりの芯材を取り付けます。 【4】 衣装(いしょう)作り 生地を縫い、重ね合わせて襟(えり)や袖(そで)を作ります。 【5】 着付け 襟をはかせ、着物を着付けます。 【6】 頭付け 胴に頭を差し込み、手足や小道具を取り付けます。 |
歴史 | 安永年間(1780年頃)に越ケ谷新町の会田佐右衛門という人が江戸の十軒店(現在の日本橋室町)で、ひな人形の製法を学び、越谷の人々に伝えたのが始まりと言われています。
その後、安政年間(1850年代頃)には14軒のひな人形を扱う店が並び、越谷、十軒店、鴻巣で開かれるひな市は、「関東の三大雛市」と称されたと伝えられています。 越谷の人形師は、江戸時代の奢侈禁止令(ぜいたくなものは禁止)の影響で「三段びな」「練りびな」「一文びな」などの小さなものを作るようになりました。 しかしこれらは、現物が残っていなかったため「幻のひな人形」と言われてきました。 長年に渡って「幻のひな人形」を探し求めてきた大沢の山崎昭二氏は、秩父と東京の某所に残されていることを突き止めました。 20センチほどの桐箱に納められた三段びなが発見され、山崎氏は研究を重ね「幻のひな人形」の復元に成功しました。 昭和58年に県の伝統的手工芸品に指定されました。 |
◆展示場所
◎柿沼人形
〒343-0951 越谷市七左町2-174-4
TEL : 048-964-7877
◎黒田人形製作所
〒343-0025 越谷市大沢2-15-15
TEL : 048-975-8329
◎ソーコー島田人形
〒343-0023 越谷市越ケ谷1-9-16
TEL : 048-962-2336
※全て見学可能ですが、訪問の際には事前連絡をお願い致します。
◆イベント開催
日光街道越ケ谷宿 春の宿場まつり
『雛めぐり』
開催期間
二月の最終土日(土日が3月に掛る場合は3月の日曜日も)
開催会場
・旧日光街道沿いおよびその周辺の商店、古民家
・大沢香取神社 (2月中旬~3月下旬)
・御殿町自治会館
・越谷市役所1階ロビー
お申込み、お問合せは越谷商工会へ
TEL : 048-966-6111