総数:401件
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主要製造地域:熊本県 |
《特徴》
内田皿山郷の山中には、今もなお数多く古陶片が眠る幻の窯、古内田皿山窯跡があります。古内田皿山窯の由来は17世紀と推測され、有田焼・波佐見(はさみ)焼等に次いで磁器では日本で2番目に古い貴重な窯跡だといわれています。古陶片には中国明時代の染付磁器、赤絵磁器と典型的な中国絵文様が描かれ、素朴な中にも洗練された白磁の美しさが魅力的です。現在も、この古陶片に描かれている荒磯紋を忠実に再現した素朴な民芸白磁の製品をはじめ、生活に密着した陶磁器や装飾品づくりが行われています。
原料のひとつである、天草に産出する世界的な陶磁器原料の天草陶石。高品位の陶石で、製品は硬く高い強度で、仕上がりの色は濁りがなく美しいのが特徴です。
[ 熊本県指定伝統的工芸品 ]
提供 : 内田皿山焼窯元 様
内田皿山郷の山中には、今もなお数多く古陶片が眠る幻の窯、古内田皿山窯跡があります。古内田皿山窯の由来は17世紀と推測され、有田焼・波佐見(はさみ)焼等に次いで磁器では日本で2番目に古い貴重な窯跡だといわれています。古陶片には中国明時代の染付磁器、赤絵磁器と典型的な中国絵文様が描かれ、素朴な中にも洗練された白磁の美しさが魅力的です。現在も、この古陶片に描かれている荒磯紋を忠実に再現した素朴な民芸白磁の製品をはじめ、生活に密着した陶磁器や装飾品づくりが行われています。
原料のひとつである、天草に産出する世界的な陶磁器原料の天草陶石。高品位の陶石で、製品は硬く高い強度で、仕上がりの色は濁りがなく美しいのが特徴です。
[ 熊本県指定伝統的工芸品 ]
提供 : 内田皿山焼窯元 様
素材 | 天草陶石、水簸陶土など |
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製法・工法 | 【1】粘土作り
天草陶石を採掘、粉砕します。 粉砕した鉱石を流水にさらし、選別します。 プレスしたり練り作業を行い、粘土を作ります。 【2】成型 手ロクロまたは、足けりロクロを使用、もしくは鋳型に流し込み成型します。 【3】焼く・着色 成型した作品は乾燥させ、窯にて素焼を行います。 素焼後、一部染付けを行い、釉薬をかけて本焼します。 |
歴史 | 優れた陶石が流出する天草では、発掘調査の結果、1650年頃に内田皿山焼の磁器が焼かれていた事が判明しています。
もともと天草は、天領であったため藩窯(はんよう:諸藩で経営した窯)的なものではありました。各村の庄屋たちが村民の自活のための磁器や陶器作りが根本にあり、そのため長い間、他の産地のように「ブランド」として表舞台に出ることが少なかったのです。しかし2003年に日本の伝統工芸品の認定を受け、広く知られるようになり、現在10ほどの窯元で伝統を受け継ぎつつも個性的で多様・多彩な陶磁器が焼かれています。 |
関連URL | http://www.uchidasarayamayaki.co.jp/ |
◆展示場所
内田皿山焼窯元
〒863-2505 熊本県天草郡苓北町内田554-1
TEL : 0969-35-0222 / FAX : 0969-35-0358
営業時間 : 8:00~17:00 (平日)
9:30~17:00 (土曜、日曜、祝祭日)
定休日 : 年末年始(12/29~1/1)
◆イベント開催
内田皿山焼窯元
春と秋には陶器市が開催されます。
また、窯元にて絵付・陶芸体験ができます。
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