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主要製造地域:栃木県 |

日光には「御免下駄」という特殊な下駄があり、古くより神官や僧侶などの正式な履物として用いられていました。通常の下駄は真ん中と後ろのあたりの2ヵ所に歯がついていますが、御免下駄は前の歯が最先端に、後の歯が最後尾についていました。
この下駄の歯の部分などを改良し、明治中期頃から、広く一般にも利用されるようになったのが日光下駄です。特色としては、台木の歯の形が八開きになっており、足の裏が当たる部分に竹の皮で編んだ草履が麻糸で縫い付けてあり、鼻緒は太く、台木には前に1ヵ所の穴があるだけで(普通の下駄だと3ヵ所)、横の2か所は竹の皮の中に編み込まれている点などです。
坂や雪道でも歩きやすく、歩けば歩くほどに足になじんでいき、夏は涼しく冬は温かいのが特徴です。
[ 栃木県指定伝統的工芸品 ]
提供 : 日光伝統工芸組合協議会 様

素材 | 木、竹皮、麻糸など |
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製法・工法 | 【1】 草履部分作成
草履の部分は、竹の皮をいぶして裂いたものをで編み込んでいきます。 最近では竹の皮を着色し、編み込んだモダンなものもあります。 草履の鼻緒部分は、江戸時代から伝わる丈夫で質が良く、絹のような肌ざわりの栃木の伝統工芸「真岡木綿(もうかもめん)」 の鼻緒を縫い付けます。 【2】 台木部分作成 下駄の台木は、石や坂道を歩きやすくするため、歯の形が安定性の高い八開きに切り出されたものを使用します。 【3】 組合せ 草履を台木に、麻で作った糸で縫い付け完成です。 |
歴史 | 江戸時代、格式を重んじた社寺への境内参入の際には、さまざまな決まり事がありました。
その一つが履物で、「草履」を使用するのが原則とされていました。 しかし日光東照宮をはじめとする日光の社寺は、石や雪、坂道が多く草履では歩行が困難でした。 そこで草履の下に、歩きやすいように木の下駄を合わせた下駄が考案されました。 それが「日光下駄」の始まりと伝えられています。 明治期に入ると、市民にも広く愛用されるようになりました。 |
関連URL | https://tochigi-dentoukougeihin.info/woodwork/nikko-geta.html |
◆展示場所
詳しいお問合せは…
日光伝統工芸組合協議会 日光下駄部門
〒321-1422 栃木県日光市川室23-4
TEL : 0288-21-8966