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主要製造地域:石川県 |

金閣寺、日光東照宮をはじめ、漆工芸、仏壇仏具や織物など、さまざまな分野で美しい輝きを創造する金沢箔。金箔の全国生産の100%を金沢箔が占めています。
しなやかで美しい光を放つ金沢の金箔は、美術工芸品などにも生かされ、加賀百万石の文化を支えてきました。
透かすと向こう側が見えるほど、一万分の1ミリの薄さになっても、金の輝きを失うことなく、均一の薄さ。製箔は金をただ叩いて延ばす単純な作業ではなく、それぞれの工程で熟練した高度な技を必要とされます。
昭和52年には、わが国の伝統的工芸品産業の用具材料部門において、初の通商産業大臣指定を受けました。2020年には、金沢市で生産される「縁付金箔」を含む伝統技術が国連教育文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました。
現在では仏具や美術工芸品などのほかに、インテリア用品・食品など金沢箔の用途はさらに広がっています。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
提供 : 石川県箔商工業協同組合 様

素材 | 純金、純銀、純銅 |
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製法・工法 | 【1】 金合わせ
溶解炉で純金と純銀、純銅の合金をつくり、流し型に流して成型します。 【2】 延べ金 成型された金合金をロール圧延機にて、約100分の5~6mmの厚さまで圧延します。 【3】 コッペの引入れ 圧延された延金を、約6cm角裁断し、澄打紙に1枚ずつ挟み、袋革で包み、澄打機で打延ばします。 【4】 渡し仕事 次第に大きな澄打紙に移し変え(5回)、約21cm角、厚さ1,000分の1~2mmまで打ち延ばします。 【5】 澄切り 仕上がり澄を、約11もしくは12の小片に切り、仕込み終わった箔打紙に挟み、1,800枚を袋革に包み、パックを作ります。 【6】 打ち前(箔打ち) 袋革に包まれたパックを箔打機にて3分間打ち、15分間熱を冷ます作業を数十回繰り返して、厚さ10,000分の1まで打延ばします。 【7】 箔移し 打ち上がり箔を革板の上で、竹枠にて規格サイズに一枚一枚裁断し、間紙に挟んで箔が仕上がります。 【8】 箔押し 素材の各部分に、漆などの接着剤で一枚一枚丁寧に箔を貼り、華麗な箔製品に仕上げます。 |
歴史 | 金沢における箔打ちは、加賀藩祖・前田利家が文禄2年(1593)豊臣秀吉の朝鮮出兵に従って滞在していた肥前名護屋(現在の佐賀県)の陣中から、七尾で金箔を、金沢で銀箔を打つように命じたことから、16世紀末には行われていたことが明らかになっています。
以来、加賀藩の産業振興策としての美術工芸推励策に培われ、また、蓮如上人による浄土真宗の信仰の興隆による寺院の建立や、仏壇、仏具の必需性に育まれたことや、金沢が箔の製造に適した気候、気温であり、良い水質に恵まれているという風土的要因が、金沢箔産地を形成していきました。 |
◆展示場所
石川県箔商工業協同組合会館
〒920-3122 石川県金沢市福久町ロ172
TEL : 076‐257-5572 / FAX : 076‐257-5583
開館時間 : 9:00~16:30
閉館日 : 土曜、日曜、祝日、盆休、年末年始(12/28~1/4)