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主要製造地域:宮崎県 |

剣道防具とは、剣道で用いる面、胴、甲手(こて)、垂(たれ)を言います。
これらの防具は、江戸時代中期に作られはじめ、それまでの形中心の稽古から、防具を利用しての竹刀打ちの稽古に変わるなど、 剣道の試合及び練習方法に大きな影響や変化を与えました。
剣道防具の製造には手の込む作業が多く、なかでも面作りと甲手作りには熟練した高度な技術が必要とされます。
職人さん達の伝統技術も、わずか数年ほどで習得できるものではありません。
十数年から20年~30年~40年と気の遠くなるような時間のなかで相当な苦労を重ね継承され、その繰り返しの上に本物の「職人」と呼ばれる姿を見出すのです。
こうして丹念に作り上げられた剣道防具は「日向剣道防具」として、日本国内のみならず、国外の武道愛好家などにも多く求められています。
[ 宮崎県伝統的工芸品 ]
提供 : 日本剣道具製作所 様
素材 | 藍染生地や天然皮革、芯材など |
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製法・工法 | 【1】 裁断
素材となる生地や皮革などをプレス機や手作業で裁断します。 【2】 仕込み 裁断した素材をもとに、芯材などを挟み込み、これが全ての原型となります。(特殊機械を使用し、厚み調整等を行います) 【3】 縫製 上記の素材を多種多様なミシンを駆使し、それぞれの要望に応じて刺し幅やピッチを調整し縫製していきます。 【4】 手縫い作業 更に細かな部分を、職人により手縫い、手まつり、手飾りを加えられ機能性のある構造や装飾などを施していきます。 【5】 組立 こうした作業によって仕上がった様々なパーツを職人一人ひとりが手作業で仕立て上げていきます。そして初めて完成品になるのです。 |
歴史 | 剣道防具は、江戸時代中期に作られ始め、製造には手の込む作業が非常に多く、使用する素材は、藍染生地であったり、天然皮革など希少性の高い物が多いです。加えて面作り、甲手作りには熟練した高度な技術が必要とされます。
昭和初期、戦後衰退してしまった剣道を復興させるため、多田一萬により、それまで高額だった手刺剣道具に代わる量産可能な「ミシン刺剣道具」が開発されました。 これを日本全国に広めて需要を確立、全国からの要望に応えるために多くの職人に技術を伝授し、工場も増やしていきました。 何十年もの歳月をかけ、高度な技術・国内生産材料等を用いて、創意工夫・研究を重ね、こうして丹念に作り上げた剣道防具は、「日向剣道防具」として高度な完成度を誇り、多くの武道愛好家に親しまれ、高く評価されています。 |
関連URL | http://www.budougusenmon.com/ |
◆展示場所
日本剣道具製作所
〒881-0113 宮崎県西都市下三財3436
TEL : 096-288-5502 / FAX : 096-288-4948