

総数:401件

総数:401件
- 北海道 (3)
- 青森県 (10)
- 岩手県 (6)
- 宮城県 (7)
- 秋田県 (9)
- 山形県 (11)
- 福島県 (13)
- 茨城県 (6)
- 栃木県 (8)
- 群馬県 (6)
- 埼玉県 (11)
- 千葉県 (6)
- 東京都 (14)
- 神奈川県 (5)
- 新潟県 (10)
- 富山県 (10)
- 石川県 (12)
- 福井県 (12)
- 山梨県 (7)
- 長野県 (7)
- 岐阜県 (10)
- 静岡県 (9)
- 愛知県 (14)
- 三重県 (14)
- 滋賀県 (9)
- 京都府 (17)
- 大阪府 (10)
- 兵庫県 (11)
- 奈良県 (8)
- 和歌山県 (6)
- 鳥取県 (6)
- 島根県 (11)
- 岡山県 (6)
- 広島県 (8)
- 山口県 (5)
- 徳島県 (4)
- 香川県 (7)
- 愛媛県 (9)
- 高知県 (5)
- 福岡県 (12)
- 佐賀県 (7)
- 長崎県 (6)
- 熊本県 (9)
- 大分県 (2)
- 宮崎県 (8)
- 鹿児島県 (7)
- 沖縄県 (8)


![]() |
主要製造地域:埼玉県 |

越谷だるまは他の産地のだるま等に比較して、色が白く、やや鼻が高い、上品で優しい顔立ち、「やさしくて美男子」な表情が特色のひとつです。
だるまづくりは、型どりから下張り、ひげ描きまで昔と変わらない手作業で行われています。中でもだるまの命ともいえるひげ描きには、穂先の長い面相筆を使い、大小に関わらず同じ筆で描きます。そのためか、だるまひとつひとつみな表情が異なり、個性的です。
今は受験祈願や、祝い事など、北海道から九州ままで、全国各地から問い合わせがあり、親しまれています。また、企業の歳暮や、記念品、結婚式の引き出物や貯金だるまなど、今も多くの人に指示され、親しまれている逸品です。海外からの注文もあります。
祈願を託すときは、だるまの左目に墨を入れ(入魂)、願いがかなうと今度は右目に入れて神社に奉納するのが習わしになっています。
[ 埼玉県指定伝統的手工芸品 ]
情報提供 : 越谷だるま組合 様
画像提供 : 越谷市役所 産業支援課 商工観光担当 様

素材 | 和紙、染料、金箔など |
---|---|
製法・工法 | 江戸時代からの伝承を受け継ぎ、ひとつひとつ手作りで作られています。熟練された職人たちの手で、時間をかけて仕上げていきます。
【1】 乾燥 まずは、いちょうをくり抜いただるまの木型に、下張り紙を貼り、さらにその上に和紙を貼り、2~3日天日で乾かします。 【2】 下塗 乾いたら木型からはがして、切れ目に糊をつけ下の台をつけ、全体を白で塗ります。そのまま乾かして、赤く塗ります。 【3】 着色 次に顔を白く塗り、目の周りをお化粧し、口を描きます。さらに、金粉で目の周りをひき、文字を書いて、体に飾りを入れます。 最後にまゆ毛、ひげを入れて完成です。 |
歴史 | だるま(達磨)はその昔、禅宗を始祖とし、インド・中国・日本に禅道を広めた、菩提江戸時代の菩提達磨大使に由来します。達磨大使の座禅する姿を模して、つくられるようになった張子の玩具が現在のだるまの元になったと伝えられています。
「七転び八起」の縁起のよさを祝って毎年正月武蔵国、信濃の養蚕の盛んな所で「だるま市」が催さえるようになり、江戸時代の中期には、各地の寺院や神社にも市が立つようになりました。 したがってだるまとは、本来「法」「真理」「規範」といったような、禅の奥義を究明するための象徴であり、また庶民にとって願望、夢にむかって苦難を乗り越えるシンボルでもある、ユニークな守護神であった言えます。 越谷だるま は、江戸時代にだる吉という人形師により始められました。従来あった、起上り小法師という玩具に、座禅を組んでいる達磨法師の姿を取り入れ、武州だるまとして、江戸庶民の人気をあつめました。 古くは子供の疱瘡除けほうそうよけ・開運・厄除けなどで買い求められることが多かったですが、次第に縁起ものとして売られるようになり、家内安全・商売繁盛・五穀豊穣・福招きなど海運だるまとして、多くの人の親しまれるようになりました。 年間50万個を数え、川崎大師・柴又帝釈天など関東一円をはじめとして、北海道から九州まで広く 越谷だるま の名で知られています。 昭和59年には張子だるまとして、埼玉県から伝統的手工芸品に指定されました。 |
◆展示場所
越谷市だるま組合
〒343-0045 埼玉県越谷市下間久里1312
TEL : 048-976-7788