総数:399件
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主要製造地域:岡山県 |
《特徴》
「倉敷はりこ」は、一貫して全て手作業で作られる張子のことです。作品は特に虎が有名で、虎をはじめとして各種の面、干支をモチーフとしたものなど多種多様となっています。製作に必要な木型から、職人さんの自作です。一種類の作品につき複数が必要で、大きさが変われば木型も一から作らなければなりません。現在ではこうして手間と時間をかけて作られる張子はなくなっているそうで、昔ながらの品質と味を求めるお客さんから倉敷はりこに向けられる期待は年々大きくなっています。かと言って、手作業で一つ一つ作る以上は生産数にも限りがあり、人気のある張子の虎などは基本的に品薄状態なのです。中には遠方からわざわざ直接買いに訪れる人もいるそうです。
[岡山県指定伝統的工芸品]
提供 : 倉敷市商工課 くらしき地域資源推進室 様
「倉敷はりこ」は、一貫して全て手作業で作られる張子のことです。作品は特に虎が有名で、虎をはじめとして各種の面、干支をモチーフとしたものなど多種多様となっています。製作に必要な木型から、職人さんの自作です。一種類の作品につき複数が必要で、大きさが変われば木型も一から作らなければなりません。現在ではこうして手間と時間をかけて作られる張子はなくなっているそうで、昔ながらの品質と味を求めるお客さんから倉敷はりこに向けられる期待は年々大きくなっています。かと言って、手作業で一つ一つ作る以上は生産数にも限りがあり、人気のある張子の虎などは基本的に品薄状態なのです。中には遠方からわざわざ直接買いに訪れる人もいるそうです。
[岡山県指定伝統的工芸品]
提供 : 倉敷市商工課 くらしき地域資源推進室 様
素材 | 木型、紙(和紙と洋紙) |
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製法・工法 | 【1】 紙を貼る
工程は木型に紙を貼って形を出すことから始まります。 破れにくい柔らかい和紙と洋紙を組み合わせながら幾重にも重ねていきます。 【2】 型から外して全体を塗る その後、木型から外すために入れた切れ目を接着し細い紙を貼るなど細部を加工し、胡粉(貝殻の粉)に膠(にかわ)を混ぜて全体に塗ります。 これによって表面が滑らかになり、その後の塗装がうまくいきます。 【3】仕上げ 作品によって髪の毛やヒゲなどを取り付け、最後にニスを塗って仕上がりとなります。 実際はこの間に乾燥させる工程も入るため、作品が出来上がるまでの時間はかなりのものです。 また、気温が20℃以下でないと膠が溶けてしまうため、胡粉が塗れる時期もかなり限定されます。 最近は温暖化の影響でこの期間がだんだん短くなってきているそうです。 |
歴史 | 「倉敷はりこ」は、生水多十郎氏によって明治2年(1869年)に生まれました。
以降、その技術と伝統は5代に渡って一子相伝で脈々と受け継がれ、今に至っています。 昭和62年(1987年)の年賀切手には、倉敷はりこで作られた「辰」が絵柄に採用されています。 |
関連URL | http://www.kurashiki-shigen.com/web/index.cgi?c=product-2&pk=89 |
◆展示場所
晴れの国おかやま館
(倉敷はりこの作品を販売しています)
〒700-0822 岡山県岡山市北区表町1丁目1-22
TEL : 086-234-2270