総数:401件
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主要製造地域:沖縄県 |
《特徴》
芭蕉には、実芭蕉・花芭蕉・糸芭蕉がありますが、芭蕉布の使う原木は糸芭蕉です。
野生の糸芭蕉は繊維が固いので、喜如嘉では、今は全て栽培されたものが使われています。
喜如嘉の芭蕉布は、都市部との接触などを通じて独学で発達していった部分が多く、柄は経絣が主で、特に規格などはありませんでした。
また藍染のできる人は少なく、車輪梅を用いる赤染が盛んに行われていました。
[ 国指定重要無形文化財 ]
提供 : 大宜味村役場 様
芭蕉には、実芭蕉・花芭蕉・糸芭蕉がありますが、芭蕉布の使う原木は糸芭蕉です。
野生の糸芭蕉は繊維が固いので、喜如嘉では、今は全て栽培されたものが使われています。
喜如嘉の芭蕉布は、都市部との接触などを通じて独学で発達していった部分が多く、柄は経絣が主で、特に規格などはありませんでした。
また藍染のできる人は少なく、車輪梅を用いる赤染が盛んに行われていました。
[ 国指定重要無形文化財 ]
提供 : 大宜味村役場 様
素材 | 糸芭蕉 |
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製法・工法 | 芭蕉布の製法は、布を織る前に綛を精練する「煮綛(にーがしー)」と、喜如嘉のように布になってから精練するものの2種類に大別されます。
前者は主に王朝時代、士族の衣装として織られていましたが、後者は庶民の夏衣として戦前まで沖縄各地で盛んにつくられていました。 |
歴史 | 芭蕉布は古くから生産されていたようですが、1893(明治26)年に来県した弘前藩出身の役人・笹森儀助の著書「南島探検」以前の記録は残っていません。
当時はそのほとんどが自家用として使われるにとどまり、村外に出荷されることは少なかったそうです。 その後、1895(明治28)年に仲原ナベという女性が、それまで無地や縞が主流だった芭蕉布に初めて絣柄を採用しました。 また1905(明治38)年には高機が導入されたほか、平良敏子の祖父・平良真祥が自分の娘に花織や絽織の講習を受けさせるなど、 技術革新と生産拡大の気運が高まっていきました。 そして1907(明治40)年、根路銘で芭蕉布品評会が開かれたのを皮切りに、副業として芭蕉布の生産が奨励されるようになります。 その背景には、原料の糸芭蕉は生命力が強く、耕地の少ない村に適していたことと、男たちの村外への流出という事情がありました。 |
関連URL | http://bashofu.jp/ |
◆展示場所
大宜味村立芭蕉布会館
〒905-1303 沖縄県大宜味村字喜如嘉454
TEL : 0980-44-3033
休館日 : 日曜日、旧盆、年末年始(12月29日~1月3日まで)
開館時間 : 夏季( 4月~10月) 10:00~17:30
冬季(11月~ 3月) 10:00~17:00
◆イベント開催
大宜味村立芭蕉布会館へ直接お問い合わせください。