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主要製造地域:京都府 |
《特徴》
京扇子は千余年の都京都で創作されその豊かな風土と文化に育まれ、時代時代の人々の生活に密着しながら今日もなお常に新しい創意と工夫を加え、他地方では見られない繊細優美な美しさを生み出しています。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
提供 : 京都扇子団扇商工協同組合 様
京扇子は千余年の都京都で創作されその豊かな風土と文化に育まれ、時代時代の人々の生活に密着しながら今日もなお常に新しい創意と工夫を加え、他地方では見られない繊細優美な美しさを生み出しています。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
提供 : 京都扇子団扇商工協同組合 様
素材 | 竹・天然木・天然漆・金箔・銀箔 |
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製法・工法 | 【1】 扇骨加工
[1-1] 胴切 [1-2] 割竹 [1-3] せん引 割竹を必要な厚さまで薄く削ぎます。 [1-4] 目もみ 要を通す穴をあけます。 [1-5] あてつけ(扇骨成型) 竹材に要穴をあけそれに串を通し数十枚を板のようにして、独特の包丁で削り成型します。 丁寧な「あてつけ」作業とその後の「磨き」が京扇子ならではの光沢を生み出します。 [1-6] 白干し ほぼ完成された扇骨を屋外で日光にさらし、乾燥させます。 [1-7] 磨き [1-8] 要打ち [1-9] 末削 折目を施した地紙(扇面)の中に入れる中骨の部分を薄くするため、一枚一枚を鉋で削ります。 【2】 地紙加工 [2-1] 合わせ 芯紙といわれる極めて薄い和紙を中心にして両側に皮紙と呼ばれる和紙を貼り合わせます。 後の工程で芯紙が二つに分かれその隙間に扇骨が入ります。 また、扇子に用いる紙は地紙と呼びます。 [2-2] 乾燥 [2-3] 裁断加飾 [2-4] 箔押し 糊を引いた上に一枚ずつ置かれる金箔。 箔は極めて薄く取り扱いには注意が必要です。 地紙一面に箔を押す<無地押し>は一見簡単なようで実は高度な技術を要します。 [2-5] 上絵(手描き) [2-6]木版画摺り 【3】 折加工 [3-1] 折り 一枚一枚絵師によって手描きされる地紙。 伝統的工芸品・京扇子はこうした<手描き>の他、古来からの技法である「切型摺り込み」、「版木つき」「木版画摺り」により彩られます。 [3-2] 中差し [3-3] 万切 [3-4] 中附け 芯紙が二つに分かれて出来る隙間へ糊を引いた中骨が手早く差し込まれます。 この後、正しく位置が決められ拍子木で強く叩きこなされます。 [3-5] 万力掛け [3-6] 親あて 片張り(絹扇(きぬせん)・附け加工) 紙扇と異なり絹扇では要を打つ前に「附け」を行います。 附け台の上に地紙を裏面にして乗せ糊の付いた中骨を附け台の目穴くぎに裏向けで差し込み折地に手早く一本一本附けてゆきます。 固定した後、あて紙を取り要を打ちます。 [3-7] 完成 |
歴史 | 京扇子は先ず「桧扇」と呼ばれる薄い桧板を重ね綴ったものが作られました。
元慶元年と記されている東寺の仏像の腕の中から発見されたものが最古の桧扇とされています。 次に竹と紙で出来ている「紙扇」が作られ、時代を経て現在に見られるような形となり、宮廷の用、能、狂言、舞踊、茶、香など用途に応じ様々の京扇子が生まれました。 扇子はまた、国内ばかりでなく古く13世紀頃には中国へ輸出され、インドを経て遠くヨーロッパに伝えられルイ王朝を華やかに彩りました。 そして、その後日本へ逆輸入され「絹扇」を生み出しました。 |
関連URL | http://www.sensu-uchiwa.or.jp/ |
◆展示場所
京都伝統産業ふれあい館
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1 京都市勧業館みやこめっせ 地下1階
TEL : 075-762-2670 / FAX : 075-761-7121