総数:399件
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主要製造地域:石川県 |
《特徴》
京友禅も加賀友禅も宮崎友禅斎が基礎を作りましたが、時代の変遷とともにそれぞれの特徴が生まれました。
加賀友禅は落ち着きのある写実的な草花模様を中心とした絵画調の柄であるのに対し、京友禅は流麗な集合配列模様を特徴としています。それは加賀の武家文化、京の公家文化それぞれの社会背景に支えられたことによると考えられます。
絵画調の柄を特徴とする加賀友禅は、写実性を強めるための白い線はときには太く、ときには細く変化をつけることで装飾効果をも高めています。
ボカシや虫喰いの技法もよく使われています。京友禅が内側から外側にボカシてあるのに対し、加賀友禅では逆に外側から内側に向かってボカシてあるのが一般的な特徴といえます。
色彩は、紅系統を生かした多彩調で、加賀五彩といわれる藍、臙脂(えんじ)、黄土、草、古代紫を基調とします。 一方の京友禅は淡青単彩調が多いといわれています。
(画像は 矢田博振袖「やすらい祭り」)
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
提供:協同組合 加賀染振興協会
京友禅も加賀友禅も宮崎友禅斎が基礎を作りましたが、時代の変遷とともにそれぞれの特徴が生まれました。
加賀友禅は落ち着きのある写実的な草花模様を中心とした絵画調の柄であるのに対し、京友禅は流麗な集合配列模様を特徴としています。それは加賀の武家文化、京の公家文化それぞれの社会背景に支えられたことによると考えられます。
絵画調の柄を特徴とする加賀友禅は、写実性を強めるための白い線はときには太く、ときには細く変化をつけることで装飾効果をも高めています。
ボカシや虫喰いの技法もよく使われています。京友禅が内側から外側にボカシてあるのに対し、加賀友禅では逆に外側から内側に向かってボカシてあるのが一般的な特徴といえます。
色彩は、紅系統を生かした多彩調で、加賀五彩といわれる藍、臙脂(えんじ)、黄土、草、古代紫を基調とします。 一方の京友禅は淡青単彩調が多いといわれています。
(画像は 矢田博振袖「やすらい祭り」)
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
提供:協同組合 加賀染振興協会
素材 | 絹 |
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製法・工法 | 【手描き友禅】
主な工程だけで9つあり、そのすべての過程で熟練の技術が求められます。一点一点、根気と時間をかけて仕上げられる手描き友禅は、それゆえに高い価値を誇ります。 [1]図案作成 [2]下画 [3]糸目糊置き [4]彩色 [5]蒸し [6]伏せ糊置き [7]地染め [8]蒸し [9]水洗い 【板場友禅】 模様を彫った型紙を使って染める手法で、型友禅や加賀小紋染とも呼ばれています。 高度な技による精緻で繊細な模様は、手描き友禅とは違った魅力と風合いで親しまれています。 [1]図案作成 [2]型紙彫刻 [3]白生地板貼り [4]色合わせ [5]型づけ [6]伏せのり [7]地染め [8]蒸し [9]水洗い |
歴史 | 加賀友禅の起源よそ500年前、加賀の国の染め技法「梅染」まで遡ります。
17世紀の中頃に、いわゆる加賀御国染と呼ばれる兼房染や色絵、加賀友禅の原点ともいわれる繊細な色絵紋の技法が確立されました。その後加賀友禅の始祖、名の由縁となる宮崎友禅斎の登場で大きな発展期を迎えます。 友禅斎は江戸中期に京都から金沢の御用紺屋棟取・太郎田屋に身を寄せ、御国染の意匠の改善や友禅糊の完成など輝かしい基礎をうちたてました。加賀友禅の特色は、まず的な草花模様を中心とした絵画調にあります。 華麗な図案調の京友禅と比べ、武家風の落ち着きのある趣です。 また、五彩と言われる藍、臙脂、黄土、草、古代紫など紅系統を生かした多彩調で、淡青単彩調の京友禅との違いがあります。 線の太さやぼかし、虫喰いなどの表現でアクセントを付け、自然美を巧みに描き出し、さらに糸目糊という技法は、水で洗いおとすと草花の葉筋や水の流れなど繊細な白い線が浮かびあがり装飾効果を高めています。 加賀友禅は加賀百万石の武家文化の中で育ち、人間国宝に指定された木村雨山師をはじめ多くの名工を生み、その伝統はいまも受け継がれています。 |
関連URL | https://www.kagayuzen.or.jp/ |
◆展示場所
加賀友禅ミュージアムそめりあ
入館料 大人 310円 小人 210円
※団体20名様以上(大人)260円・(小人)160円
営業時間 午前9:00~午後5:00
休館日 毎週水曜日(祝日を除く)
住所 金沢市小将町8-8
◆イベント開催
「加賀友禅染体験」
手描染・型染いろいろ楽しめます!
お問合せ 076-224-5511 加賀友禅ミュージアムそめりあ