総数:401件
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主要製造地域:愛媛県 |
《特徴》
砥部焼は昭和51年に、陶器の世界では全国6番目に、「伝統的工芸品産地」として指定されました。
伝統的な砥部焼の技法は、今も受け継がれていますが、最近では、女性や若手陶工の手による伝統的な技法にこだわらないモダンで新鮮な作品も多くなっています。
砥部焼の魅力としては何よりも手作りで使い勝手が良いこと、また値段が手ごろで厚手に仕上げられた堅牢性が日常使用に適していることがあげられます。
これからも砥部という地から、手作りの良さを受け継ぎ、窯元の個性を生かした、使う人のニーズに合った焼き物が次々と送り出されてゆくことでしょう。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定)]
提供 : 砥部焼協同組合 様
砥部焼は昭和51年に、陶器の世界では全国6番目に、「伝統的工芸品産地」として指定されました。
伝統的な砥部焼の技法は、今も受け継がれていますが、最近では、女性や若手陶工の手による伝統的な技法にこだわらないモダンで新鮮な作品も多くなっています。
砥部焼の魅力としては何よりも手作りで使い勝手が良いこと、また値段が手ごろで厚手に仕上げられた堅牢性が日常使用に適していることがあげられます。
これからも砥部という地から、手作りの良さを受け継ぎ、窯元の個性を生かした、使う人のニーズに合った焼き物が次々と送り出されてゆくことでしょう。
[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定)]
提供 : 砥部焼協同組合 様
素材 | 砥部陶石・高野川陶石 |
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製法・工法 | 【1】 陶石採掘
砥部焼の主な原料は地元でとれる安山岩が陶石化したものです。 現在は主に上尾峠から採掘されています。 【2】 粉砕精製 砥部焼協同組合では「ミル」という機械で陶石を細かく砕いて、杯土(焼きものの原料)をつくります。 【3】 練 土練機(どれんき)を使って陶土の硬さを均一にし、空気を抜き、粘り気を出します。 【4】 成形 手びねり、ろくろ成形、鋳込みなどの技法を使って、形を作ります。 【5】 仕上げ 生乾きの時に、削ったりサンドペーパーで磨いて仕上げます。 高台を作成したり表面を滑らかにしたりします。またレリーフを入れたり、彫って模様を入れたりすることもあります。 【6】 乾燥 天日で乾燥させます。 窯の余熱で乾燥させることもあります。 【7】 素焼き 窯に入れて900~950℃で8~10時間かけて焼きます。 【8】 下絵付 呉須などを使い、主に手描きで絵模様を描きます。 【9】 施釉 下絵付けしたものの上に釉薬をかけます。 【10】 本焼 釉薬をかけたものを1,300℃程度で15~24時間かけて焼きます。 |
歴史 | 砥部の盆地では、山裾の傾斜が窯の立地に適し、燃料となる豊富な木材がたやすく手に入ったため、古くより焼き物が焼かれていました。
県立運動公園へ入る道の南北に残る大下田古墳(おおげたこふん)からは6~7世紀の須恵器の窯跡が、いくつも発見されています。 発見された須恵器の中でも「子持高杯」は7個の小さな蓋付杯が器台に載っており、当時の焼き物製造の技術の高さがうかがえます。 子持高杯は、昭和43年に国指定文化財に指定され、国立歴史民族博物館に収蔵されています。 奈良・平安時代から、砥部・外山の砥石山から切り出される砥石は、「伊予砥」と呼ばれ、中央にもその名は知られていました。 東大寺の「正倉院文書」には、観世菩薩像造立の料に、「伊予の砥」を用いたことが記されています。また、平安時代編纂の「延嘉式」にも伊予国産物として、「外山産砥石」を随用するとの記録が残されています。 |
関連URL | http://www.tobeyaki.org/ |
◆展示場所
◎砥部焼伝統産業会館
〒791-2132 愛媛県伊予郡砥部町大南335
TEL : 089-962-6600 / FAX : 089-962-6877
営業時間 : 9:00~17:00
休館日 : 無休
◎砥部町陶芸創作館
〒791-2133 愛媛県伊予郡伊予郡砥部町五本松82番地
TEL&FAX : 089-962-6145
営業時間 : 10:00~17:00
休館日 : 木曜日(祝日の場合は翌日)