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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
伝統工芸館 カテゴリ

総数:401件


都道府県

総数:401件

伝統工芸品秋田県

秋田県
工芸品の分類 その他工芸品
工芸品名 大曲の花火

主要製造地域:秋田県




《特徴》
大曲の花火は、大仙市で生産されている県指定の伝統的工芸品です。
現在は、割物菊や割物牡丹と呼ばれる花火などが作られており、4月の「春の章」、8月の「全国花火競技大会」、10月の「秋の章」と年3回の「大曲の花火」で鑑賞することが出来ます。

[秋田県指定伝統的工芸品]
提供:秋田県産業労働部地域産業振興課様

製法・工法 製造技術も年々発展しており、近年では6重の円を描く「五重芯」など、観客の目を楽しませています。
花火には製作に留まらず、「見せる」という要素があります。中でも音楽に合わせて打ち上げる創造花火は、音楽に合うように精密に打ち上げるタイミングを計算するなど、花火師にはさまざまな技術が求められます。

伝統工芸品「大曲の花火」の画像
歴史 秋田で花火が作られるようになったのは、江戸時代に佐竹義宣公が秋田藩へ転封の際に花火師を常陸国から連れてきたことから始まったと言われています。
毎年8月に行われている「全国花火競技大会」は、明治43年(1910年)から始まり、100年を越える歴史があるほか、優秀な花火には内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞などが授与されるなど、権威ある大会となっています。

◆展示場所
花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」
〒014-0025 秋田県大仙市大曲大町7番19号
TEL:0187-73-7931
FAX:0187-73-7939
開館時間:9:00~17:00(花火伝統文化継承エリア)
休館日:月曜日(その日が祝日に当たるときは翌平日)



◆イベント開催
企画展示「大会を彩る花火」
期間:2024年11月2日~2025年1月26日
場所:花火伝統文化継承資料館 はなび・アム
内容:仕掛け花火模型 / ナイアガラ、スターマイン、芯入割物の歴史