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主要製造地域:山口県 |
《特徴》
揚子とは凧のことを指し、鬼揚子は鬼の面を描いた畳6~8枚程度の大きさのある凧のことをいいます。
家に長男が出生すると、その子が威勢よく大空高く舞い上がる鬼揚子のごとく、大きく元気に成長することを願って作られます。親戚や縁者、知人に至る多くの人々がお祝いとして傘紙を持ち寄って作られたため、畳6~8枚程度の大きさになりました。
お正月の佳き日に大揚子揚げを20人余りの人が手伝い、その家の長男の前途を祝福祈願と併せて、当家の繁昌を記念する風習がありました。
鬼の面という図柄は、悪事・災難の魔除けとしてその難を免れると言われています。
小さい鬼揚子は、家の玄関や店頭に飾れば、商売繁昌等、家運隆盛の縁起物として好評を受けています。
[山口県その他民芸品]
提供 : 見島観光協会 様
揚子とは凧のことを指し、鬼揚子は鬼の面を描いた畳6~8枚程度の大きさのある凧のことをいいます。
家に長男が出生すると、その子が威勢よく大空高く舞い上がる鬼揚子のごとく、大きく元気に成長することを願って作られます。親戚や縁者、知人に至る多くの人々がお祝いとして傘紙を持ち寄って作られたため、畳6~8枚程度の大きさになりました。
お正月の佳き日に大揚子揚げを20人余りの人が手伝い、その家の長男の前途を祝福祈願と併せて、当家の繁昌を記念する風習がありました。
鬼の面という図柄は、悪事・災難の魔除けとしてその難を免れると言われています。
小さい鬼揚子は、家の玄関や店頭に飾れば、商売繁昌等、家運隆盛の縁起物として好評を受けています。
[山口県その他民芸品]
提供 : 見島観光協会 様
素材 | 竹、和紙 |
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製法・工法 | 1.和紙に鬼の顔を描く
2.ヘコ(紅白の縞の尾)を作る 3.ミミを作る 4.涙(※1)をつくる ※1 鬼の目の部分につける、紙の房のこと。 5.鬼の顔を描いた和紙の裏に骨をはる 6.ミミを鬼の顔の左右上部にはる 7.ヘコを鬼の顔の下部にはる 8.鬼の目部分に、涙をつける 9.横骨2本に弓ズルをつける 10.アンバイ糸をつける |
歴史 | 見島に古くから伝わる鬼揚子は、いつ頃からあったものかは定かではありませんが、一説によれば平安朝時代よりあったものではないかといわれています。
お正月の佳き日に鬼揚子を揚げ、長男の前途を祝福祈願と併せて当家の繁昌を記念する風習は現在も受け継がれ、毎年お正月にはおにようず揚げが行われています。 |
◆展示場所
詳しいお問い合わせは…
見島観光協会
〒758-0701 山口県萩市見島251-1 萩市役所見島支所内
TEL : 0838-23-3311 FAX : 0838-23-3313
◆イベント開催
おにようず揚げ
期間:1月1~3日/毎年開催
場所:本村…八町八反 宇津…観音平