総数:401件
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主要製造地域:宮崎県 |
《特徴》
久峰うずら車(ひさみねうずらぐるま)は宮崎県宮崎市に伝わる郷土玩具です。江戸時代頃よりこの地方では、鶉(うずら)は非常に身近な鳥で、愛がん動物として親しまれていました。その鳴き声を楽しむ風習もあったといいます。
日本のうずらは春から夏にかけて北海道や東北地方で繁殖し、秋から冬は温暖な四国や九州に渡ります。うずら車は、このうずらをモデルに子どもたちの玩具として作られたものです。うずら車の材料にはタラの木が使われ、車の軸の部分には竹が使用されています。そして、うずらの顔に「の」の字がありますが、これには子供たちの幸せを願う思いが込められていると言われています。
古くは久峰観音や鬼子母神社の祭礼で売られていました。現在では、各家庭の玄関に置かれて親しまれています。
宮崎市には法華嶽薬師寺のうずら車と久峰観音のうずら車がありますが、久峰うずら車は女性的な情緒をもつのが特徴です。
[ 宮崎県指定伝統的工芸品 ]
提供 : 佐土原町伝統的工芸品保存会 様
久峰うずら車(ひさみねうずらぐるま)は宮崎県宮崎市に伝わる郷土玩具です。江戸時代頃よりこの地方では、鶉(うずら)は非常に身近な鳥で、愛がん動物として親しまれていました。その鳴き声を楽しむ風習もあったといいます。
日本のうずらは春から夏にかけて北海道や東北地方で繁殖し、秋から冬は温暖な四国や九州に渡ります。うずら車は、このうずらをモデルに子どもたちの玩具として作られたものです。うずら車の材料にはタラの木が使われ、車の軸の部分には竹が使用されています。そして、うずらの顔に「の」の字がありますが、これには子供たちの幸せを願う思いが込められていると言われています。
古くは久峰観音や鬼子母神社の祭礼で売られていました。現在では、各家庭の玄関に置かれて親しまれています。
宮崎市には法華嶽薬師寺のうずら車と久峰観音のうずら車がありますが、久峰うずら車は女性的な情緒をもつのが特徴です。
[ 宮崎県指定伝統的工芸品 ]
提供 : 佐土原町伝統的工芸品保存会 様
素材 | タラの木、竹など |
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製法・工法 | 【久峰うずら車 製法】
本体のタラの木を削り、色を付けます。 脚代わりの車として、丸木を輪切りにしたものを使用します。本体に切込みを入れて竹をはめ込み、 その竹に心棒を通し、丸木の車輪をつけて完成です。 |
歴史 | うずら車の発祥については、500~800年前と言われ、落人達が伝えた、木材を扱う木挽達が伝えた、また渡来人が伝えた、久峰観音の開基に伴う百済の僧が伝えた等々、多くの説がありますが、熊本県湯前より久峰地区に住んでいた木挽衆によって、山から里への土産として持ち帰られていたものを、名前をキジからウズラに変化させて、久峰観音の縁日に合わせてお守りとして売り出した、という説が有力とされています。
製作にはイヌダラ(カラスザンショウ)の木を使い、初期の頃は手斧で削っただけの素朴なもので、絵付けの材料も自然の植物の花や実の汁等を使っていました。また、久峰うずら車は、雄と雌で一対となっており、日向夫婦うずら車として、6月と12月の縁日には、安産祈願のお守りとしてもてはやされていたと伝えられています。 |
◆展示場所
詳しいお問合せは…
佐土原町伝統的工芸品保存会
〒880-0303 宮崎県宮崎市佐土原町東上那珂16251-2
TEL : 0985-74-1695 / FAX : 0985-74-1695