総数:401件
- 工芸用具・材料 (1)
- 石工品・貴石細工 (9)
- その他繊維製品 (7)
- 金工品 (21)
- 文具 (14)
- 染色品 (20)
- 漆器 (32)
- 木工品 (44)
- その他工芸品 (76)
- 江戸切子
- 尾張七宝
- 加賀水引細工
- 伊賀組紐
- 播州毛鉤
- 丸亀うちわ
- 甲州手彫印章
- 天童将棋駒
- 房州うちわ
- 姫革細工
- 長崎べっ甲
- 福山琴
- 伊予水引
- 京扇子
- 京うちわ
- 甲州印伝
- 江戸木版画
- 日向はまぐり碁石
- 八女提灯
- 堺五月鯉幟
- 肥前びーどろ
- 矢野かもじ
- きみがらスリッパ
- 三本木ばおり
- 甲州鬼面瓦
- 京くみひも
- 上越クリスタル
- 江戸組紐
- 手描き鯉のぼり
- 和ろうそく
- 菊間瓦
- 大阪三味線
- 京版画
- 草木染手組組紐
- 淀江傘
- のぼり猿
- 油団
- 日永うちわ
- 焼津弓道具
- 日向剣道防具
- 金沢箔
- 結納飾
- 水引工芸
- つる細工
- 日光下駄
- 春日部押絵羽子板
- 津軽凧
- 津軽びいどろ
- 那須の篠工芸
- 琉球ガラス
- 江戸硝子
- 江戸風鈴
- 越谷甲冑
- 伊勢の根付
- 掛川(かけがわ)織
- 見島鬼揚子(おにようず)
- 撫川うちわ
- 棕櫚箒
- 大社の祝凧
- 石見神楽面
- 奈良団扇
- 大門のしめ縄
- 浮世絵手摺木版画
- 越前和蠟燭
- 奈良表具
- 火縄
- 大曲の花火
- 蜻蛉玉
- お六櫛
- 越中福岡の菅笠
- いぶし鬼瓦
- 江戸べっ甲
- 越前水引工芸
- 山鹿灯籠
- 姫てまり
- 三線
- 織物 (50)
- 人形 (29)
- 仏壇・仏具 (12)
- 和紙 (28)
- 竹工品 (10)
- 陶磁器 (48)
総数:401件
- 北海道 (3)
- 青森県 (10)
- 岩手県 (6)
- 宮城県 (7)
- 秋田県 (8)
- 山形県 (11)
- 福島県 (13)
- 茨城県 (6)
- 栃木県 (8)
- 群馬県 (6)
- 埼玉県 (11)
- 千葉県 (6)
- 東京都 (14)
- 神奈川県 (5)
- 新潟県 (10)
- 富山県 (10)
- 石川県 (12)
- 福井県 (12)
- 山梨県 (7)
- 長野県 (7)
- 岐阜県 (10)
- 静岡県 (9)
- 愛知県 (14)
- 三重県 (14)
- 滋賀県 (9)
- 京都府 (17)
- 大阪府 (10)
- 兵庫県 (11)
- 奈良県 (8)
- 和歌山県 (6)
- 鳥取県 (6)
- 島根県 (11)
- 岡山県 (6)
- 広島県 (8)
- 山口県 (5)
- 徳島県 (4)
- 香川県 (7)
- 愛媛県 (9)
- 高知県 (5)
- 福岡県 (12)
- 佐賀県 (7)
- 長崎県 (6)
- 熊本県 (9)
- 大分県 (2)
- 宮崎県 (9)
- 鹿児島県 (7)
- 沖縄県 (8)
主要製造地域:愛媛県 |
《特徴》
伊予の水引は、紙の産地として知られる愛媛県東部(四国中央市)で始まりました。
法皇山脈の山間で取れる三椏、楮、豊かな水、そして乾燥作業に適した松原に恵まれて、江戸時代の元結に始まった伊予水引は紙漉きと共に発展してきました。
明治以降、元結の需要が減少してからは水引の生産に転換。
色水引や金銀、光沢フィルムを巻いた水引など新商品の開発や、結納飾り、金封、美術工芸品といった水引を使った加工品の製造にも取り組み、現在、長野県飯田市と並ぶ水引の二大産地となっています。
[ 愛媛県伝統的特産品 ]
提供 : 伊予水引金封協同組合 様
伊予の水引は、紙の産地として知られる愛媛県東部(四国中央市)で始まりました。
法皇山脈の山間で取れる三椏、楮、豊かな水、そして乾燥作業に適した松原に恵まれて、江戸時代の元結に始まった伊予水引は紙漉きと共に発展してきました。
明治以降、元結の需要が減少してからは水引の生産に転換。
色水引や金銀、光沢フィルムを巻いた水引など新商品の開発や、結納飾り、金封、美術工芸品といった水引を使った加工品の製造にも取り組み、現在、長野県飯田市と並ぶ水引の二大産地となっています。
[ 愛媛県伝統的特産品 ]
提供 : 伊予水引金封協同組合 様
素材 | 原紙(巻取和紙) クレー粉(石の粉末、滑石) 布海苔(海草)染料、米糊、カゼイン等 |
---|---|
製法・工法 | (手漕ぎ水引)
まず大きい巻紙和紙を2センチ程度の巾のテープ状に裁断、これに水分を与えて“より機”でよりを入れ更に強くもう一度より入れをして シンの強い紙糸にします。 30m弱の長さに切った紙糸を約130本を帯を広げたように空地(はた場)に張り、クレー粉と布海苔(ふのり) を混ぜた糊を塗って白地を作りさらに赤・黒・黄などの染料で等間隔に染め上げたものを1.8m程度に裁断して出来上ります。 この白地 を作る作業を“漕”と称し、工程で最もむずかしいもので長年の修行が必要とされます。 (機械水引) 【1】 小巻に巻き替え 大巻の原紙から小巻に分けて巻き取ります。巻き取りが終わったら裁断機に移します。 【2】 裁断 でき上がりの太さに合わせて幅を決め裁断します。 【3】 紙をねじる 裁断した紙のロールを自動でねじる機械に取りつけます。 最初に紙を手でねじり合わせて小さな穴に通す。通す穴の大きさで水引きの太さが決まります。 さらに機械で回転させて丈夫な紐をつくります。 こうしてできた紐は「つぐり」と呼ばれています。 【4】 糊コーティング 「つぐり」をまとめて機械に送ります。 糊付け機により、「つぐり」にのりを塗ります。 次に温風で乾燥させます。 【5】 染め 必要な長さだけ着色して色を分けます。 【6】 乾燥と中貼 乾燥後、中張りをはります。 【7】 切断 乾いたら必要な長さに切断します。 【8】 束ねる 決められた本数で束ねれば2色の水引きができ上がります。 |
歴史 | 水引の歴史は古く飛鳥の時代、聖徳太子の命を受け隋(現在の中国)に渡った小野妹子が日本に帰る際、隋からの贈り物に「くれない」という麻を紅白に染め分けた紐状のものが掛けてあったと言われています。
これは帰路の平穏無事を祈願すると共に、贈り物が真心のこもった品物である事を表わしたと言われています。 元結とは髪を束ねる細い紐のことです。 それまで麻紐や組紐が使われていましたが、平安時代、紙をこよりにした元結が発明され、水引も麻紐から紙紐に変わりました。 その後水引は元結の普及と共に全国各地で生産されるようになりました。 その後明治維新の断髪令と共に元結の使用が減少し、それと共に生産地も減少しましたが、当地は元結の素材である水引を「金封」や「結納」「水引工芸品」の開発へと変化させてきました。 人々は、水引を結ぶことによって贈り物に込めた思いをしっかりとその中に封じ込めてきました。 伊予の水引はこれからも人と人を結ぶさまざまな贈り物と共に、伝統に息づく日本の心を伝えていきます。 |
関連URL | http://www.iyomizuhiki.com/index.html |
◆展示場所
伊予水引金封協同組合
〒799-0113 愛媛県四国中央市妻鳥町1595-1
TEL : 0896-56-8441