総数:127件
- 郷土芸能・民俗芸能 (55)
- 剣舞
- 吉和太鼓踊り
- 西馬音内盆踊り
- チャンチャコ踊り
- ちんどん屋
- 稲荷神社獅子舞
- 幸若舞
- 鬼来迎
- 寒水の掛踊
- 塩原の大山供養田植
- 綾子踊
- 天津司舞
- 無生野の大念仏
- 周防猿まわし
- 奥能登のあえのこと
- 能登のアマメハギ
- 能生白山神社舞楽
- 壬生の花田植
- 熊襲踊り
- アイヌ古式舞踊
- 麒麟獅子舞
- 鹿嶋神社稚児舞
- 諏訪神社獅子舞
- 大日堂舞楽
- 養父のネッテイ相撲
- 三河万歳
- 大宮踊
- 綾渡の夜念仏と盆踊
- 荒踊(三ヶ所神社例大祭)
- 郡上踊
- 江差追分
- 鶴崎踊
- 題目立
- はなとりおどり(増田地区)
- 真家みたまおどり
- 龍ケ崎の撞舞
- 泣き相撲
- 乙父のおひながゆ
- 青海の竹のからかい
- 竹富島の種子取祭
- おどり花見
- 加賀万歳
- 八戸えんぶり
- 白石踊(しらいしおどり)
- 唐戸山神事相撲 (からとやましんじずもう)
- 安芸のはやし田 (新庄のはやし田)
- 尾張の虫送り(祖父江の虫送り)
- 川俣の元服式
- 滝宮の念仏踊り
- 西祖谷の神代踊
- 新野の盆踊り
- 和合の念仏踊り
- 花園の御田舞
- 花園の仏の舞
- 朝日豊年太鼓踊
- 祭り (33)
- 能・狂言 (2)
- 民俗技術 (4)
- 文楽(人形浄瑠璃)・人形芝居 (9)
- 神話・民話 (2)
- 暦 (1)
- 神事・儀式 (9)
- 歌舞伎 (4)
- 神楽 (7)
|
《特徴》
真家みたまおどりは、真家の情景と住民の生活をありのまま表現されているのです。八郷町真家では毎年8月15日に、念仏衆が新仏のある家を回って念仏歌をうたい、みたまおどりを踊って支社の霊を慰めています。
踊りには、七月の舞(扇の舞とも言われ、日の丸のついた扇をかざして踊る)、二の谷の舞(手踊りで、1曲ごとに「なむあみだぶつ」がついている)、十六拍子の舞の3つがあります。踊り子は、こどもからお年寄りまでの、老若男女で、いずれもおそろいの浴衣にたすきをかけ、花笠をかぶり、白足袋・手甲をつける、という格好で踊ります。衣装のひとつである、花笠が特徴的でして、これに「オゴマ」とよばれるヒラヒラした房飾りを付けて顔を隠します。これは仏の姿を表しているとも言われています。
真家みたまおどりは、約数百年前に、大和の国の本山長谷寺から、その末寺である真家の仁王山不動尊福寿院に来た僧侶が、村人に念仏踊りを教えたのがはじまりだと伝えられています。依頼、村人は、お盆になると亡き人の霊魂を供養するため、寺の庭に集まり夜を徹して踊るようになりました。さらにその後、入仏された新しいみたまの供養のため、新仏のある家を訪れて踊るようになりました。これがのちに衰えて、5年に1回行われていましたが、後に、復活して、毎年8月15日に踊るようになりました。
みたまおどりは行列を作って入場します。これを「くりこみ」と呼びます。先導が提灯を持ち、続いて「まとい」、「みどし」、「虎の皮」、「とうしん」、「軍配」、「さいまら」、竹製楽器の「びんざさら」、「しゃぐま」、「踊り子」、そして、はやし方として、「太鼓」、「笛」、「歌い手」(年寄り)の順に入場します。踊り子は扇子を持った「七月の舞」を1番目とし、2番目の「二の谷の舞」、3番目の「十六拍子の舞」と続きます。輪を成す踊り子の外周をさいまらと軍配が、それぞれ反対回りで踊り、交差をする度にタッチします。
このようにはじめ布教の為とされていた念仏踊りが、しだいに先祖の霊を慰める供養の踊りとなったのです。
[国指定重要無形民俗文化財]
提供: 石岡市観光協会 様 / 真家みたまおどり保存会 様
真家みたまおどりは、真家の情景と住民の生活をありのまま表現されているのです。八郷町真家では毎年8月15日に、念仏衆が新仏のある家を回って念仏歌をうたい、みたまおどりを踊って支社の霊を慰めています。
踊りには、七月の舞(扇の舞とも言われ、日の丸のついた扇をかざして踊る)、二の谷の舞(手踊りで、1曲ごとに「なむあみだぶつ」がついている)、十六拍子の舞の3つがあります。踊り子は、こどもからお年寄りまでの、老若男女で、いずれもおそろいの浴衣にたすきをかけ、花笠をかぶり、白足袋・手甲をつける、という格好で踊ります。衣装のひとつである、花笠が特徴的でして、これに「オゴマ」とよばれるヒラヒラした房飾りを付けて顔を隠します。これは仏の姿を表しているとも言われています。
真家みたまおどりは、約数百年前に、大和の国の本山長谷寺から、その末寺である真家の仁王山不動尊福寿院に来た僧侶が、村人に念仏踊りを教えたのがはじまりだと伝えられています。依頼、村人は、お盆になると亡き人の霊魂を供養するため、寺の庭に集まり夜を徹して踊るようになりました。さらにその後、入仏された新しいみたまの供養のため、新仏のある家を訪れて踊るようになりました。これがのちに衰えて、5年に1回行われていましたが、後に、復活して、毎年8月15日に踊るようになりました。
みたまおどりは行列を作って入場します。これを「くりこみ」と呼びます。先導が提灯を持ち、続いて「まとい」、「みどし」、「虎の皮」、「とうしん」、「軍配」、「さいまら」、竹製楽器の「びんざさら」、「しゃぐま」、「踊り子」、そして、はやし方として、「太鼓」、「笛」、「歌い手」(年寄り)の順に入場します。踊り子は扇子を持った「七月の舞」を1番目とし、2番目の「二の谷の舞」、3番目の「十六拍子の舞」と続きます。輪を成す踊り子の外周をさいまらと軍配が、それぞれ反対回りで踊り、交差をする度にタッチします。
このようにはじめ布教の為とされていた念仏踊りが、しだいに先祖の霊を慰める供養の踊りとなったのです。
[国指定重要無形民俗文化財]
提供: 石岡市観光協会 様 / 真家みたまおどり保存会 様
所在地 | 茨城県新治群八郷町 |
---|---|
展示場&開催場所 | 場所:真家地区周辺の寺や新盆の家
日時:毎年8月15日 |
問い合わせ先 | 一般社団法人石岡市観光協会
Tel 0299-56-3136 |
観るポイント | 子供からお年寄りまでが、おそろいの衣装で息の合ったおどりを踊る姿や、色とりどりの「オゴマ」の揺れる瞬間など、美しい瞬間が多くあります。 |
伝統文化の 体験・一般参加 |
【伝統文化に参加】
観光客の方も、真庭みたまおどりを一緒に踊っていただけます。 |