

総数:128件
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毎年8月16日~18日
午後7時~午後11時(踊りは午後7時30分より)、ただし18日は午後11時30分まで
西馬音内盆踊りの起源・沿革については記録されたものが全くないため、すべて言い伝えによるものです。
正応年間(1288~93)に源親という修行僧が蔵王権現(現在の西馬音内御嶽神社)を勧請し、ここの境内で豊年祈願として踊らせたものという説があります。これが、慶長6年(1601)西馬音内城主小野寺茂道一族が滅び、土着した遺臣たちが主君をしのび、旧盆の16日~20日までの5日間、宝泉寺(西馬音内寺町)境内で行われた亡者踊りと合流したという説があります。
そして天明年間(1781~1789)に現在の本町通りに移り、現在まで継承されてきたものと伝えられ、 昭和56年1月21日、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
にぎやかで勇ましい野生的なお囃子と、優雅で流れるような上方風の美しい踊りの不思議な調和が、西馬音内盆踊りの特長です。
踊りは、ゆるやかで流れるような動きに、しなやかな手振りと反り返る指先、地面をするように運ぶ足さばきが加わり、幻想的で洗練された美しさを持っています。
踊りには、「音頭」と「がんけ」の2種類があり、がんけは、月光の夜を飛ぶ雁の姿を踊りから連想した「雁形」、仏教伝来の「勧化」、現世の悲運を悼み、来世の幸運を願う「願生化生の踊り」がつまって「願化踊り」と呼ばれたとの諸説があります。がんけの歌詞、節回しには哀調が漂い、本来娯楽の踊りでなかったことを物語っています。
踊りの中の黒い覆面「ひこさ頭巾」は、亡者を連想させ、幻想的な感じを与えます。
秋田県由利地方の「はなふくべ」や山形庄内地方の「はんこたんな」と関連があるとか、歌舞伎の黒子からヒントを得たとかの諸説がありますが、はっきりした由来は分かっていません。いずれ、亡者踊りといわれた雰囲気をかもし出しています。
提供:羽後町企画商工課 観光担当
所在地 | 秋田県雄勝郡羽後町 |
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展示場&開催場所 | 本町通り |
問い合わせ先 | 羽後町企画商工課 観光担当 TEL:0183-62-2111 |
アクセス | 湯沢・横手自動車道の湯沢インターから15分 |
観るポイント | 「西馬音内盆踊り」の踊り手、お囃子が、自ら盆踊りに陶酔した時が、一番輝いて見えるときです。ですから一番よい「西馬音内盆踊り」を楽しむには、乱暴なフラッシュ撮影、唄や演奏、踊りを乱す大声はもちろん、踊りの輪の中の通行せず、「西馬音内盆踊り」にふさわしい雰囲気をみんなで作り出すようご協力ください。 |
URL | http://www.town.ugo.lg.jp/index.html |