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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
大日堂舞楽 | 郷土芸能・民俗芸能 カテゴリ

総数:128件

伝統文化

大日堂舞楽
伝統文化の分類 郷土芸能・民俗芸能
文化名 大日堂舞楽



大日堂舞楽《特徴》
伝承によると、養老年間(717~724年)に都から下向した楽人によって伝えられた舞楽が、大日堂舞楽の起源と言われています。
大里・谷内・小豆沢・長嶺の4集落がそれぞれ異なる舞を伝承しており、能衆と呼ばれる人々が世襲で舞を継承しています。

4集落の能衆による「神子舞」と「神名手舞」、小豆沢の「権現舞」と「田楽舞」、大里の「駒舞」「鳥舞」「工匠舞」、長嶺の「鳥遍舞」、谷内の「五大尊舞」の9演目が伝承されており、仮面をつけたり採物を持つなどして、笛や太鼓の囃子に合わせ舞われます。

大日堂の舞楽は、演じ手の所作などに中世の芸能の古風さをうかがわせつつ当地で独自に変容しており、見応えがあります。

[国指定重要無形民俗文化財]
[ユネスコ無形文化遺産]

提供:秋田県教委文化財保護室・鹿角市教育委員会


所在地 秋田県鹿角市
展示場&開催場所 大日霊貴神社(秋田県鹿角市八幡平字堂の上16 毎年1月2日開催)
問い合わせ先 秋田県教委文化財保護室 TEL018-860-5192
観るポイント 大日堂舞楽は、秋田県鹿角市の大日霊貴神社(おおひるめむちじんじゃ…通称:大日堂)で、1月2日に演じられる芸能で、昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。