

総数:127件
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- 加賀万歳
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《特徴》
大念仏とは人々が一堂に集まって念仏を修す行事であり、天治年間(1124~1125)頃に良忍(りょうにん:平安時代後期の僧)が融通念仏を始めてから踊躍歓喜の動作を伴って芸能化するようになったとされています。
大念仏は江戸時代までは各地で盛行しましたが、その後は次第にすたれて、現在でも完全な形を残しているのは県下では無生野だけです。「無生野の大念仏」の発生を土地の人々は護良親王(もりながしんのう)の悲運の伝説に結びつけ、毎年正月16日と7月16日の二回、今でも大念仏が行われています。
大念仏の当日は、道場の奥に阿弥陀如来と不動明王・十六善神の軸を掛け、供物をそなえて灯明を点じ、祓い清めに用いる塩や砂を盛った皿をおいて読経を行います。道場は二間四方に間取って四隅に青竹をたて、注連縄(しめなわ)を四方に張り、また四隅から中央で交差するように縄を張ります。注連縄にさげる幣束は四方に二十八宿、中央で交差する縄には二十五菩薩をかたどったものです。
さらに中央に親柱を立てて、その根元に大太鼓と鉦などの鳴り物をおき、それを叩きながら踊ります。
踊り方は一本太刀、二本太刀、お祓いとあり、囃子方は太鼓叩き2人、鉦叩き1人ですが、踊りの中に太鼓振り、太鼓叩きが混然となっていて、拍子は勇壮そのものです。
踊りのつかない念仏(小念仏)は他にもありますが、大念仏はこの「無生野の大念仏」が唯一です。
[国指定重要無形民俗文化財]
山梨県 山梨県教育委員会教育庁学術文化財課 コンテンツ内
「主な文化財(民俗文化財)」より転載
大念仏とは人々が一堂に集まって念仏を修す行事であり、天治年間(1124~1125)頃に良忍(りょうにん:平安時代後期の僧)が融通念仏を始めてから踊躍歓喜の動作を伴って芸能化するようになったとされています。
大念仏は江戸時代までは各地で盛行しましたが、その後は次第にすたれて、現在でも完全な形を残しているのは県下では無生野だけです。「無生野の大念仏」の発生を土地の人々は護良親王(もりながしんのう)の悲運の伝説に結びつけ、毎年正月16日と7月16日の二回、今でも大念仏が行われています。
大念仏の当日は、道場の奥に阿弥陀如来と不動明王・十六善神の軸を掛け、供物をそなえて灯明を点じ、祓い清めに用いる塩や砂を盛った皿をおいて読経を行います。道場は二間四方に間取って四隅に青竹をたて、注連縄(しめなわ)を四方に張り、また四隅から中央で交差するように縄を張ります。注連縄にさげる幣束は四方に二十八宿、中央で交差する縄には二十五菩薩をかたどったものです。
さらに中央に親柱を立てて、その根元に大太鼓と鉦などの鳴り物をおき、それを叩きながら踊ります。
踊り方は一本太刀、二本太刀、お祓いとあり、囃子方は太鼓叩き2人、鉦叩き1人ですが、踊りの中に太鼓振り、太鼓叩きが混然となっていて、拍子は勇壮そのものです。
踊りのつかない念仏(小念仏)は他にもありますが、大念仏はこの「無生野の大念仏」が唯一です。
[国指定重要無形民俗文化財]
山梨県 山梨県教育委員会教育庁学術文化財課 コンテンツ内
「主な文化財(民俗文化財)」より転載
所在地 | 山梨県上野原市秋山町 |
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展示場&開催場所 | 無生野集会所(公民館) |
問い合わせ先 | 山梨県教育委員会教育庁学術文化財課(055-223-1790) |
アクセス | JR中央線上野原駅からバス50分
中央道上野原ICから40分 |
観るポイント | 戦争中でも続けられてきた大念仏は、無生野地区住民全員が講員となっているそうです。鳴り物のリズムに合わせて激しくなる動作で病気を払いのける様子が、見どころとなっています。 |