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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
歌舞伎 | 歌舞伎 カテゴリ

総数:127件

伝統文化

歌舞伎
伝統文化の分類 歌舞伎
文化名 歌舞伎



《特徴》
「歌舞伎」という芸能名の由来は、「傾く(かぶく)」という動詞にあります。この動詞には、並外れている、常軌を逸しているという意味があります。
安土桃山時代から江戸時代初期にかけて、当時の流行の最先端を行く奇抜な服装や髪型をし、世間の秩序に反して行動する人々は、「かぶき者」とよばれました。歌舞伎の歴史は、出雲の阿国(いずものおくに)の「かぶき踊り」にまでさかのぼることができますが、このよび名は当時を象徴する最先端の「かぶき者」の扮装を舞台上でまねたことによります。ここから、「かぶき」とよばれるようになったのです。
歌舞伎は、この発祥時の精神を受け継ぎ、約400年の歴史の中で、さまざまな時代の困難を乗り越えながら、他の芸能やそのときどきの流行などを貪欲(どんよく)に取り入れ、たくましくまた柔軟に発展してきました。その結果、歌舞伎は、演劇・舞踊・音楽の各要素を備えた「総合芸術」として現在に受け継がれています。
(財団法人 日本芸術文化振興会提供)

所在地 東京都中央区築地
展示場&開催場所 歌舞伎座・国立劇場・新橋演舞場
問い合わせ先 問い合わせ先
アクセス 地下鉄日比谷線・・・・・東銀座下車(歌舞伎座)
地下鉄半蔵門船・・・・・半蔵門(国立劇場)
観るポイント 歌舞伎の作品や演技・演出の多様性は、観客の立場から見れば「間口」、つまり「入り口」の広さに通じます。観客が興味を持つための「きっかけ」が、多く存在するということです。一般的に歌舞伎とは、「現代人が分からない言葉で演じられている」とイメージしがちですが、それは多様な作品の中の一部に過ぎません。さまざまな作品に触れることで、歌舞伎の新しい一面を見つけられるはずです
URL http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/kabuki/jp/index.html