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《特徴》
◎開催地域 和歌山県
◎開催時期 12月
たい松押しは、鎌倉時代から行われているとされる「花園の御田舞(おんだまい)」の鬼定め(役決め)完了の祝と共に1年の厄落とし、翌年の豊作を祈願する火祭りの一つです。
大晦日の朝、下花園(しもはなぞの)神社境内に男衆が集まり、1年の厄落としのために使われる大松明(おおたいまつ)(長さ約7m、直径約70㎝)と、来る年の豊作祈願のために使われる若衆松明(小松明…長さ約2m、直径約20㎝、30~35束)を作ります。
大晦日の夜9時頃になると、まず最初に、下花園神社の氏神社である丹生明神(にうみょうじん)の前で、神前の火により火がたかれ(採火)、午後10時頃、大松明に点火。村の若衆20名~30名が音頭取りの囃子(はやし)によって大松明をかつぎあげ、祝い歌を唱えながら境内を3遍ねり(押し)廻します。
ねり廻しが終わって夜11時頃、若衆松明に火が移され、行列をなした若衆(わかしゅう)は、遍照寺の108つの鐘の音に調子を合わせ、「祝え」と叫びつつ、松明を左右に振りながら宮田跡まで進み、ここで分かれて各家に松明を持ち帰り、その火で神棚等の灯をともすのです。
[和歌山県指定無形民俗文化財]
提供:かつらぎ町観光協会 様、和歌山県教育庁生涯学習局文化遺産課 様
下花園神社
◎開催地域 和歌山県
◎開催時期 12月
たい松押しは、鎌倉時代から行われているとされる「花園の御田舞(おんだまい)」の鬼定め(役決め)完了の祝と共に1年の厄落とし、翌年の豊作を祈願する火祭りの一つです。
大晦日の朝、下花園(しもはなぞの)神社境内に男衆が集まり、1年の厄落としのために使われる大松明(おおたいまつ)(長さ約7m、直径約70㎝)と、来る年の豊作祈願のために使われる若衆松明(小松明…長さ約2m、直径約20㎝、30~35束)を作ります。
大晦日の夜9時頃になると、まず最初に、下花園神社の氏神社である丹生明神(にうみょうじん)の前で、神前の火により火がたかれ(採火)、午後10時頃、大松明に点火。村の若衆20名~30名が音頭取りの囃子(はやし)によって大松明をかつぎあげ、祝い歌を唱えながら境内を3遍ねり(押し)廻します。
ねり廻しが終わって夜11時頃、若衆松明に火が移され、行列をなした若衆(わかしゅう)は、遍照寺の108つの鐘の音に調子を合わせ、「祝え」と叫びつつ、松明を左右に振りながら宮田跡まで進み、ここで分かれて各家に松明を持ち帰り、その火で神棚等の灯をともすのです。
[和歌山県指定無形民俗文化財]
提供:かつらぎ町観光協会 様、和歌山県教育庁生涯学習局文化遺産課 様
下花園神社
所在地 | 伊都郡かつらぎ町花園梁瀬 |
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展示場&開催場所 | 開催場所:下花園神社
〒643-0611 和歌山県伊都郡かつらぎ町花園大宇梁瀬字橋小路264番地 開催日:毎年 12月31日 |
問い合わせ先 | ◎かつらぎ町観光協会
TEL:0736-22-0300 FAX:0736-22-6432 ◎和歌山県文化遺産活用活性化委員会(わかやま文化財ガイド) TEL:073-441-3738 FAX:073-441-3732 |
アクセス | ●JR和歌山線「笠田駅」からコミュニティバスで終点「花園」下車。徒歩20分。
●京奈和自動車道「かつらぎ西IC」より車で60分。 ●阪和自動車道「岸和田和泉IC」より車で80分。 |
伝統文化の 体験・一般参加 |
「たい松押し」の様子を見学いただけます。
【たい松押し】 場所:下花園神社 日にち:毎年12月31日 |
URL | https://x.gd/qqWdx |