総数:127件
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《特徴》
「尾張の虫送り(祖父江の虫送り)」とは、稲の害虫を追い払い豊作を祈願する稲沢市祖父江町で7月上旬に行われる行事です。
今から800年ほど前、斉藤別当実盛(さいとうべっとうさねもり)という武士がいました。実盛は、戦の途中に稲の切り株に馬がつまずき倒れたために落馬し、敵に見つかり討ち取られました。こうして不遇の死を遂げた実盛は稲に恨みをかけ稲を荒らす虫になったと言い伝えられ、「虫送り」は彼の怨霊を鎮めるために始まったと伝えられています。
「尾張の虫送り(祖父江の虫送り)」最大の特徴は、麦わらで作成される大きな「実盛人形」です。行事当日の日中に松明と同時に作成されます。「実盛人形」とは、笠と刀をつけ、馬上で手綱を取るほぼ等身大の人形です。
夕方、日が暮れる頃になると高張り提灯を先頭に、実盛人形、松明と続く虫送りの行列をつくります。行列は鐘・太鼓の演奏と共に、たいまつを田んぼに向け虫を追い払うしぐさをしながら、昇天場所を目指し水田脇を練り歩きます。
昇天場所に到着後は、燃え残った松明や「実盛人形」を炎の中に投げ込み昇天させ、「虫送り」は幕を閉じます。
[ 愛知県指定無形民俗文化財 ]
情報・画像提供 : 稲沢市教育委員会事務局 生涯学習課文化財グループ 様
「尾張の虫送り(祖父江の虫送り)」とは、稲の害虫を追い払い豊作を祈願する稲沢市祖父江町で7月上旬に行われる行事です。
今から800年ほど前、斉藤別当実盛(さいとうべっとうさねもり)という武士がいました。実盛は、戦の途中に稲の切り株に馬がつまずき倒れたために落馬し、敵に見つかり討ち取られました。こうして不遇の死を遂げた実盛は稲に恨みをかけ稲を荒らす虫になったと言い伝えられ、「虫送り」は彼の怨霊を鎮めるために始まったと伝えられています。
「尾張の虫送り(祖父江の虫送り)」最大の特徴は、麦わらで作成される大きな「実盛人形」です。行事当日の日中に松明と同時に作成されます。「実盛人形」とは、笠と刀をつけ、馬上で手綱を取るほぼ等身大の人形です。
夕方、日が暮れる頃になると高張り提灯を先頭に、実盛人形、松明と続く虫送りの行列をつくります。行列は鐘・太鼓の演奏と共に、たいまつを田んぼに向け虫を追い払うしぐさをしながら、昇天場所を目指し水田脇を練り歩きます。
昇天場所に到着後は、燃え残った松明や「実盛人形」を炎の中に投げ込み昇天させ、「虫送り」は幕を閉じます。
[ 愛知県指定無形民俗文化財 ]
情報・画像提供 : 稲沢市教育委員会事務局 生涯学習課文化財グループ 様
所在地 | 稲沢市祖父江町両寺内砂崎 |
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展示場&開催場所 | 稲沢市祖父江町両寺内砂崎 |
問い合わせ先 | 稲沢市教育委員会事務局 生涯学習課文化財グループ
TEL 0587-32-1111 |
アクセス | 名鉄尾西線「森上駅」からタクシーで約10分 |
観るポイント | 等身大のワラの人形を担ぎ、夜道を松明の明かりだけで行列を成して歩く姿は不思議な魅力で溢れています。行事当日に作成される「実盛人形」や松明は、地域の方がこころを込めて1つ1つ手作りされています。 |
伝統文化の 体験・一般参加 |
「尾張の虫送り(祖父江の虫送り)」にご参加、ご見学いただけます。
開催日時 : 7月上旬(10日に近い土曜日)、19時頃~ 開催場所 : 祖父江町島両寺内砂崎 |