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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
諏訪神社獅子舞 | 郷土芸能・民俗芸能 カテゴリ

総数:128件

伝統文化

諏訪神社獅子舞
伝統文化の分類 郷土芸能・民俗芸能
文化名 諏訪神社獅子舞



《特徴》
獅子舞が天狗と共に、各家ごとを回り、悪魔を祓い清め、五穀豊穣を祈り舞います。

「獅子の悪魔祓いの舞」 「天狗のだし舞」 「獅子と天狗のかかりの舞」 「剣の舞」などさまざまあり、いずれも笛・太鼓に合わせ演舞します。

これは山伏の古い神楽が、後世の太神楽の二人立舞の影響を受け出来たもので、歴史的にとても古く、中世からの伝統芸能と言われています。

また、使用する獅子にも特徴があります。
伝統の舞に新潟県(越後)からの伝承を附加した一頭の「二人立ち獅子」で、頭持ちは獅子頭をすっぽりと被り、尾持ちはねじった胴幕の尾を首に巻いて持ちます。

所作事も特に優れていて、この地方としては他に類を見ない獅子舞です。

[町指定無形民俗文化財]
提供:朝日町役場


所在地 富山県朝日町笹川
展示場&開催場所 諏訪神社(4月第2土曜  8月第4土曜 開催)
問い合わせ先 朝日町役場 TEL 0765-83-1100
観るポイント 大きな獅子頭を被って行う獅子舞。さまざまな地方で神社の祭等で行われ、日本の代表的は祭礼芸能と言っても過言ではありません。笹川の諏訪神社では、春秋2回の祭りに獅子舞と天狗が各家ごとを回り、悪魔を払い 豊作を祈り舞います。