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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
鹿嶋神社稚児舞 | 郷土芸能・民俗芸能 カテゴリ

総数:128件

伝統文化

鹿嶋神社稚児舞
伝統文化の分類 郷土芸能・民俗芸能
文化名 鹿嶋神社稚児舞



鹿嶋神社稚児舞《特徴》
富山県朝日町宮崎の鹿嶋神社にて、毎年5月上旬に行われている鹿嶋神社稚児舞。

稽古に励んだ舞子たちが、社頭で鎮魂豊漁を祈った後、若い衆に引率され町を練り歩きます。2日間で家々をまわり、夜には神社に舞を奉納します。

踊り子に並んでしゃがみこんだ若い衆が「城の越からネエりゃんこさんよ」とカッチリ(拍子木)を叩きながら歌うと、白鉢巻に紋付袴を襷(たすき)でたくしあげ、一列になって小槍を打ち振るって踊る武技舞が、男の子の勇ましい槍舞。

また紫の振り袖姿に花笠を被った女の子達が「四国屋島の壇の浦扇要を射落とした」と若い衆の扇舞歌につれて「サヨイサナンジャイナ」と日の丸の扇をひるがえし踊るのが、女の子のあでやかな扇舞です。

[町指定無形民俗文化財]
提供:朝日町役場


展示場&開催場所 鹿嶋神社(富山県下新川郡朝日町宮崎1484 毎年5月上旬開催 )
問い合わせ先 朝日町役場 TEL 0765-83-1100
観るポイント 起源は700~800年前にさかのぼり、約400年前に現在の形になったと言われています。海の安全や豊漁、豊作を願う鹿島神社稚児舞は、1971年に町無形民俗文化財に指定されました。