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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
奥能登のあえのこと | 郷土芸能・民俗芸能 カテゴリ

総数:128件

伝統文化

奥能登のあえのこと
伝統文化の分類 郷土芸能・民俗芸能
文化名 奥能登のあえのこと



《特徴》
奥能登のあえのことは、稲の生育や豊作を約束してくれる田の神様を祀る儀礼です。
毎年12月・2月に開催されます。

収穫後の12月は、田の神様を田から家に迎え入れ収穫を感謝し、風呂に入れたり、食事を供したりします。
そして耕作前の2月、同様に風呂に入れたり食事を供したりして、田の神様を家から田に送り出して豊作を祈願します。

各農家によって内容の細部には相違が認められますが、この儀礼は、家の主人が中心となって行い、目の見えない田の神様がまるでそこに実在するかのようにもてなします。

[国指定重要無形民俗文化財]
[世界無形遺産]

提供:能登町教育委員会事務局


所在地 石川県鳳珠郡能登町
展示場&開催場所 柳田植物公園内 合鹿庵(毎年12月5日、2月9日開催)
問い合わせ先 能登町教育委員会事務局 TEL(0768)72-2509
観るポイント 昭和59年に国の重要無形文化財に、平成21年には世界無形遺産に登録されました。