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NPO法人日本伝統文化振興機構は、日本の伝統文化の継承・創造・発展のための活動を行っております。
伝統工芸館 カテゴリ

総数:336件


都道府県

総数:336件

伝統工芸品沖縄県

沖縄県
工芸品の分類 織物
工芸品名 読谷山花織

主要製造地域:沖縄県




《特徴》
読谷山花織は紋織物の一種です。主に綿糸で織られ、染料は福木(ふくぎ)、車輪梅(しゃりんばい)、琉球藍などの植物染料を主に用いています。模様を表すのに花綜絖を用いる「経浮(たてうき)花織」「緯浮(よこうき)花織」と 「手(てぃ)花織」があります。
経浮花織・緯浮花織は布幅の経糸方向又は緯糸方向に色糸を用いて模様を織ります。
手花織は、手で色糸を縫い取るように模様を構成して織ります。

色糸で浮き出す幾何学模様は花のように美しく、図柄に立体感をかもし出しています。この紋様に絣や縞、格子をあしらった着尺や帯、手巾(ティーサージ)などがあります。

かつて手巾は「ウムイ・ヌ・ティーサージ(想いの手巾)」や「ウミナイ・ティーサージ(祈りの手巾)」と呼ばれ、愛しい人に想いを込めるあるいは旅立つ肉親のために安全を祈り織ったロマン伝わる織物です。

[ 国指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定) ]
情報提供 : 読谷山花織事業協同組合 様

素材 綿、琉球藍など
製法・工法 【1】 意匠設計
緻密に図案を作り、どの位置の糸に絣や花模様が入るのかを細かくデザインします。
出来上がった図案を元に経糸の必要本数を計算します。

【2】 染色
琉球藍や福木など植物染料で、糸を染めます。

【3】 製織(せいしょく)準備
工程はさまざまありますが、経糸を整経する準備として必要な量の綿糸や絹糸を機材で繰る「糸繰り」、繰り上がった経糸の総糸数を所定の長さに揃える「整経」、
準備ができた絣糸(かすりいと)と地糸(じいと)を、順に筬(おさ)に入れられる様に図案にあわせて割り振りし、筬に糸を通す「仮筬通し」、花綜絖という本来の綜絖とはさらに別に綜絖を作り、 模様を入れる時はそれを脚で引いてよこ糸を入れる「花綜絖掛」などを行い、
2つの綜絖の上げ下げによりできる経糸の間に、緯絣糸と緯地糸の2つの投げ杼(なげひ)を、図柄にあわせて通して織り上げていく「製織」作業によって、花織を織り上げていきます。

【4】 仕上げ・検査
洗濯や、染色によって縮んだ織物を引き伸ばして一定の幅に仕上げる「幅だし」などや、仕上がり具合の確認作業「検査」を行って完成です。
歴史 1372年、読谷山の宇座出身の泰期は、中山の察度王の王弟として、琉球から初めて中国へ朝貢します。泰期の船出が、琉球と中国の朝貢貿易の始まりとなりました。

その後1420年頃になると、護佐丸が座喜味へ築城し、万国津梁の鐘に記されるように、琉球は大貿易時代を迎えます。大交易時代は、中国や東南アジア諸国との交易が盛んで、多くの交易品と共に、読谷山花織のルーツとなる絣や浮織の技法も伝来しました。伝来した技法を元に琉球王府時代には読谷山花織として独自に織られ、受け継がれてきました。

しかし、その染織技術は明治時代の中頃から時代の波に押され衰退しつつあり、沖縄戦争後は人々の記憶からすっかり忘れ去られ、「幻の花織」となってしまいます。

このような約600年の歴史を誇る読谷山花織は、途絶えてしまう寸前でしたが、1964年に読谷村の有志達によって、約90年ぶりに「幻の花織」が復活します。
現在では沖縄県指定無形文化財、経済産業大臣指定伝統的工芸品として、全国に多く知られるようになりました。
関連URL http://www.yomitanhanaori.com/

◆展示場所
読谷山花織事業協同組合
 〒904-0301 沖縄県中頭郡読谷村座喜味 2974-2
 TEL&FAX : 098-958-4674
 営業時間 : 9:00~17:00 (平日)
         9:00~17:00 (土曜、日曜、祝祭日)



◆イベント開催
読谷山花織事業協同組合
 TEL&FAX : 098-958-4674
 営業時間 : 9:00~17:00 (平日)
         9:00~17:00 (土曜、日曜、祝祭日)
 ※見学や体験ができます。(体験は費用700円かかります)


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